ゲネプロ、リハーサル前の「場当たり」の時間はちょっと好きなシーンです。
時間と環境に許されれば、写真を撮らせていただいてます。
袖から「そ〜っ」と出てくる小さな子供たち。
横一列になって恐る恐るでてきます。
客席に見えるお母さんを見つけて手を振ってみたり、舞台真ん中で固まってしまったり。先生に立ち位置や目線(見るところ)を教わって
指をさして確認したり。

ポテポテっとした足下と
なんだかちょっと長いように感じるくらいがかわいいチュチュ。
お化粧をしてもらって別のお顔になってしまったのを向かい合って
お友達と笑い合ってみたり。
疲れて座りたいのをタイツが汚れるからしゃがんで我慢をしたり。
早く踊りたくてピョンピョンと跳ねてみたり。
みんなそれぞれの短い時間の「場当たり」です。

楽しそうで良いな。
「場当たり」ならではのシーンと表情。
これも舞台前のとってもかわいいひと時です。

子供たちは何をやっても主役級。
一生懸命小さな足を張って、覚えた手のエシャッペ。
横目を使いながら真剣な顔で横へ横へとパドブレ。
たくさん練習をしたスキップ。
ニコニコっとして最後のポーーズ!
「みてくれてありがとう」の、小さなレベランス。
小さな子供たちの写真は
「かわいい!」と思ったらどんどん撮ってあげてね、とサブの女の子に話をすると、舞台裏の「かわいい!」までたくさん撮ってきてくれます。
口紅を塗ってもらう時に「にゅ!」と突き出したお口の顔とか笑。

考えると3歳くらいの小さな子供たちから私のような結構な年齢の大人の生徒まで、1冊のプログラムに名前を連ねて。
幕ものであれば同じ舞台に立たせてもらうこともしばしば。
そんな機会はこの年齢になると全くない世界ですので
「嬉しいな」と思います。

場当たりをして場所を覚えて、リハーサルをして最後の確認をして
みんなで写真を撮って。
楽屋で「キャッキャ」している間に、客席はお客様でいっぱいです。
幕の中で、いよいよドキドキが高まって、発表会がはじまります。
何ヶ月も頑張ってきた練習の成果を
お客様にいっぱいみてもらってください。