悩むことは悪いことではない

悩むことは悪いことではない

と、今日そんなお話を聞いてきたので忘れずに書き留めておこうと思う。

冬から春になると、芽吹き時、人間も勢いがつくのか? 「前進前進!」と、こればかりやっていたことに気づいた。
「前進」は悪いことではないけれど、置いてきたものはなかったろうか? 今の自分は暖かい心を持って過ごしているだろうか?
「悩む」まではいかないけれど「内省」の1日を過ごしてみた。

振り返ること、置いてきてしまったこと。
年度末に、一緒に撮影をしてきた男の子がカメラマンをやめて田舎に帰ってしまったこと。
2年ほどだったけれど、彼の写真や人柄がとても好きでずっとカメラマンとしてやっていくと思っていたところに
田舎へ帰ってしまう、というあまりにも悲しい報告。
現場でいきなり伝えられたため、詳しい理由や状況も聞くことができず、ただ「悲しい」という思いでさよならをしたままだった。
今日そのことを振り返り、メールを一通送ってみた。
何があったのか? そして今は元気で過ごしているのか?
それだけだけど、そのまま置いてけぼりになっていたので感謝と思いと、また機会があったら一緒に、と。
伝えられずに置いてけぼりになっていた言葉を送った。ずいぶん遅くなってしまったけれど。

自問自答してみたこと。気づいたこと。
「こうしてあげなきゃ」という思いは、独りよがりになってはいないだろうか?
「見守ること」や「時期を待つこと」、自分には欠けているんじゃないだろうか?
前進することがベストではなく、ストップすること、目を瞑ることも必要なんじゃないか、と気づいた。
なんでもチャッチャッチャ!とやってしまうので、自分と同じように考えていたら
実は、家族や友人、あるいは猫までも!自分のペースに巻き込んでいたかもしれない。
相手に気づいて相手が何を思っているのか?
暖かい目で関心を持てていなかったこと。当たり前のことができていなかたんじゃないか?と気づく。

今朝、庭にたくさん花が咲いたので裏のおばあちゃんの家におすそわけを届けに行った。
家に戻るやいなや、ピンポ〜ン!と。
高島屋の袋からおじいさんが取り出したボトルシップ。

「ボケ防止に作ってる」とこんな立派なものをいただいてしまった。
おじいさんは89歳。
くだらない庭のちょっとの花を持って行ったばかりにこんなすごいものをいただいてしまった。
飾ってはみたものの、どうしたらいいかわからないくらいの存在感。
居心地悪そうに、抜群の存在感をはなっている。
もう少し、立派な花をお菓子を添えて持っていけばよかった、と
ちょっとくだらない反省もした。

自分が正しいと思って人にアドバイスをしても
それが相手にとって正しい判断になるとは限らない。
それはそうだ。違う人間なのだから。
決して自分が正しい、なんてことはなくて
その人その人の考え方や価値があるのだから。
まずは相手が何を思っているか、考えているか?
「温かな興味」を持つことにしてみようと思った。

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