リズム感

リズム感

納品作業に夢中ですっかりブログの更新が滞ってしまいました。
ホームページは自分の大事な看板ですからお手入れをしないと!

ずいぶん前のことになりますが、「メープルポートレート撮影」という
「オフィス・メイプル」様主催の「ポートレート撮影」でのこと。
「フラメンコ」を20年続けていらっしゃるお客様のポートレートを撮影させていただきました。
フラメンコの衣装と、舞台メイクと大きなショールを持っていろんなポーズを取っていただき
最後には踊りもみせてくださいました。
その時の1カットをご紹介させていただきます。(お写真のご提供ありがとうございます)

ハットを目深にかぶって鼻から下だけで、あとは指先でしょうか?
腰に添えられて奥の手もでしょうか?
素材が少なくても「ダンサーさん」とわかるのがさすが!長くつづけていらっしゃるから
体に踊りの空気をまとっているよう。

もう1枚斜め向きで少し目が見えているカットもあったのです。
私はそちらのほうがいいのかな?と思ったのですが
ご本人に伺うと、「こちらがOK!」なんだそうです。
いろいろな表現があって、これも初めてのことでした。

昔、バレエを撮り始めて1~2年くらいのころ。
先輩カメラマンが、「Barでフラメンコを撮ってきた」という話を聞きました。
フラメンコはリズムを「裏」で取るから、バレエと同じ感覚で撮影していると
いいところは全部抜けてしまうそう。(怖い!)
フラメンコの撮影は、切り替えをしないといけないからとても難しい、と聞きました。

例えばジャズは、時々リズムではないようなところもあったりしますが
基本的には音楽の「拍子」に合わせて、体が動いている(と思います)ので
音楽の呼吸を合わせて撮影をすると、「ジャズらしさ」が出るかな、と思います。

ヒップホップなどの早いテンポのダンスも、音楽に合わせて筋肉が大きく伸びる時とぎゅっと縮む時と(?)やはり、音楽に合わせて撮っていると次の動きも予想できたりするものだったりします。

ダンスではそれほど撮影に苦戦したジャンルは過去にはなかったような気がしますが「フラメンコ」の「裏で取る」は、ひとつテクニックを持っていないとできないような気がします。
(過去、タップダンスでの撮影で「あ〜難しいなあ!」と思ったことがありました。どこで変化をつけるか?そのタイミングが変化なのか?バレエを同じで「専門の知識」がないとだめだ!と感じたことがありました)

自分の話。
「リーズのバリエーション」を今日見ていただきました。
まだ前半部分を少し見てもらっているだけなのですが、早速「出」のところからリズムが合いません。
最初に自分で覚えてしまったリズムから少し振りを変えていただいたので、頑固な私はなかなか切り替えができません。
小さい時にエレクトーンを長く習っていたり、バンドをやってみたり、ピアノを弾いてみたり。そしてバレエをやってみたり。
それほどリズム感がない!であろうと自負しているのですが、今日のリーズがリズム感ゼロでした。
「できないな」とつぶやきますとゲキが飛んできますので、今日はつぶやくことを我慢しましたが
着替えながらロッカーの向こうにいる先生に「できるようになるかな」とぼそり、とつぶやいてしまいました。

春休みが終わって、ようやく昨日で撮影が一旦落ち着きます。
GW前までには、みなさまにお写真お届けできる予定で進めております。
もうしばらくお時間ください。

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