お手伝いでバレエコンクールの撮影をさせていただくことがあります。ひたすらひたすらバリエーションを撮り続けるのです。振りはほぼ頭に入っているので音に合わせてシャッターをリズミカルに切るようなとても感覚的な撮影です。ただただ一日撮り続けるのでほぼマシーンのように無になって間違いのないところでシャッターを押します。

カメラマンによって好きなVa.や苦手なVa.があったりします。私は個人的に「キューピッドのVa.」がとても好きで、まだまだ小さいバレエシューズの子のキューピッドもポワントで軽快に踊るキューピッドも。とにかくあのまさに妖精!という感じの軽さ明るさが好きなのです。金髪ウィッグもなんともキュート♡

 

でもでも。難しいVa.だなあ、と思います。どんなVa.もそれぞれ難しいと思うのですが。カメラマンとして撮影をしているときはそのかわいらしさに夢中になりますが、こちらの1枚はコンクールで場当たりの際に手のポジションを確認している瞬間の1枚。一番最後のポーズのとこかな?すっと伸びた腕を指先が美しいなあ、と思わずシャッターを切った1枚です。ドキドキがこちらにもうつってきました。