ピケターンとイタリアンフェッテ

ピケターンとイタリアンフェッテ

夏の発表会のお打ち合わせに伺ってきました。

サンプルブックとプリントの見本と、本番までのスケジュールの確認と。
その他いろいろ。バレエのお話をたくさんいただきます。

サンプルブックのお見本を見ていただき、先生ちょっと気になるところが。。
「先生、いいんですよ、ご遠慮なく言ってください。逆に教えていただかないと!」と
先生の「ちょっと気になるところ」を教えていただきました。

ピケターンの写真のタイミング。
私は足先と顔を見て撮影している(と思う)ので、つま先がパッセ、クドゥピエ、に美しくついたところを見て撮っています。
もちろん、それはそれでいいらしいのですが。
ピケターンの「決まった瞬間」は、「ココ!」だそうです。
(これは大事なことなので一応内緒。)
その瞬間に、つま先がはなれていたり顔が見えていたかったりするのは、踊っている方のタイミングのずれ。
その先生のお話しされる「ココ!」の瞬間が撮れていないのは、カメラマンのタイミングのずれ。だそうで。
「へえ〜〜〜!!❤︎❤︎❤︎!!!」を、お話ししょっぱなから、ずいぶんと前のめりになっていました。
あくまで、どこが正解不正解、ということではなく、「ココ!」で撮ってあげたほうが購入しやすい、という。
とてもありがたい専門的なアドバイスをいただきました。

イタリアンフェッテもそうです。
表と裏と、顔、手、あげた足、が正しい1線のポジションにいることが完成形。
その1線が少しでもずれるとその写真は買いづらいものになってしまうそう。
なかなか決まらないそうですが、どうにかしてピタッ!と合わせてあげたい一瞬です。

コンクールで当たり前のようにバリエーションを撮っていますが、
こうしてお話ししてくださったことは初めてのことです。

写真に関して、言いづらいことってきっとたくさんあると思います。
この写真はいらないのに、ここは撮って欲しくないのに。。
今忙しいから写真は後にして! と思ってしまうこともあるそうです。
そんな「言いづらいこと」もたくさん伺って、どの部分を力をいれて撮るか。
この部分の写真は一切なしにする、等々。当日の舞台が気持ち良くスムーズに回るように。

言いづらいこと、ぜひ先にご遠慮なく言っていただけますと本当に嬉しいです。
カメラマンはそのお話しご希望をもとに、動き、撮影に集中できます。
レッスンでもお世話になっているとある先生は、一番最初に「舞台上の踊っている写真以外は一切いりません」と。
先に言ってくださいました。
おかげさまで、その日は私は舞台だけを見続け、とても集中して気持ち良く撮影をさせていただきました。
(今でも大変お世話になり、私の体のことまでアドバイスいただいています。)

それと。もうひとつ。
バレエはいろんな部分でとてもデリケートなものですから。
お写真販売前に、ご希望の先生にはデータチェックいただいてます。
必要のないものは、お写真販売前に削除させていただくことも可能です。
多少のお時間がかかってしまいますが、繊細でデリケートなものだからこそ。
最後までこだわってお見せしたいな、と思います。

いつもいつも「バレエはデリケートなものだから」と、気をつけているようにしていますが
今日は改めて、「そうだそうだった」と感じるお打ち合わせでした。

とても楽しみです。まだ寒い冬ですが。
「ピケターンとイタリアンフェッテ」は、次回のコンクールでは100%で撮れるように。

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懐かしのスタジオ撮影。もうずいぶん前のような気がします。

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