「バレエ用語からイメージをする」

「バレエ用語からイメージをする」

「バレエの言葉の意味からイメージを作ってごらん。」と、先生にアドバイスをいただきました。
そのほうが、しっくりとくるはずと。

先日、初挑戦の「パキータ第3バリエーション」のレッスンで。
「足をすい寄せる〜ストゥニュー」が、すい!っと吸いよらずもたついていた時に
「吸い寄せる、っていう意味なんだよ。両足を吸い寄せる。」

「吸い寄せる」のイメージは、きっと誰でもなんらかの映像とかでイメージできると思います。
私がイメージしたのは、前の足に後ろの足が、すい〜っと吸い寄せられて1本足になる映像が頭に浮かびます。
ぴったりと両足がくっついて、まっすぐな1本足です。
(映像でイメージが浮かぶ人、活字でイメージできる人。音や匂いでイメージできる人。私はやはり「映像」です)
「あ、そうか!なるほどだ!」としっくりきました。

映像が頭にイメージできるのですから、その思い描いているイメージに体を近づけることができれば
きれいなポジションに入る、ということです。きれいなパを描けると。
コンクールやプロの方の公演を見て、ありがたいことに人一倍イメージだけはできあがっていますから
その自分が「美しい」と感じた映像に「バレエ用語」で意味を理解して
体をそこへもっていく、ということなのだと思います。

「バレエ用語集」という小さな冊子をよく本屋さんで見かけます。
買ってみようかなあ、なんて思いながらちょこっと検索をしてみましたら
とても親切なサイトがありました。(素晴らしいクオリティ!)

チャコット バレエ・舞台用語集
https://www.chacott-jp.com/news/useful/glossary/

バレエや舞台で使われる言葉の意味が50音順に紹介されています。(本当に素晴らしい内容です!)

先に書きました、「ストゥニュー」は、「支えられた、維持された、変わることのない、よわまることのない、一貫した」との意味で紹介をされていました。
私を悩ませている「ストゥニュー」は、前方へ360度のアンデダン周りの「ストゥニュー」です。
ここの書かれている通り、雑巾を絞ったように細くアンドゥオールして回らなくてはいけないのです。
移動する足も吸い寄せる足も「いつでもどこでもアンドゥオール」と。

もう一つ。「グリッサード」
〜「滑る」の意味。パとパをつなぐステップで、華々しいパの前についてきます。〜
グリッサードはメインディッシュではありません。ところが侮るなかれ。意外と難しくありませんか?〜〜〜
5番にしまう時に、後ろの足はアンドゥオールできてますか? 足の裏全体を床にこすりましたか? 5番にきれいにおさまりましたか?〜〜

一部を抜粋して書かせていただきましたが、ここまで明確に親切に書かれていると
本当に細かな部分までが「映像」で頭に浮かぶので、これは上達の近道かもしれません。

以前、何度か書きました。
「知って踊るのと、知らないで踊ること」。
この時は、その背景にあるストーリーであったり人物像であったりのことを思って書いたのですが
バレエの「パ」の意味も、断然に知ってから踊る方が馴染みやすいような気がします。

しかし、このサイト。
本当に面白いです。時間を見つけて暗記してしまいたいくらい!
舞台用語の方で「わらう」とありました。

「ちんたらしてたら怒鳴られる職人たちの仕込み、バラシの場面で、わらうと言ったらイコール「片付ける」ということ。」

「それ片付けといて!」ではなく「それわらっといて!」というそうです。
舞台監督さんに間違ってこんなことを言われてしまうことがあったら。。
うっかり何か大変なことをしでかしてしまいそう。。(そんなことは望んでもありませんが)
「知らない」って幸せなこともありますが、「知っていて困る」ことはなさそうです。

言葉を知って、イメージをつかんで。
正確に美しく踊れるようになりたいと思います。
写真にそこが生きてくれるかは、まだわかりませんが「知らないで撮る、よりも、知って撮る」方が断然にいいであろう、と思って。

「筋トレレッスン」の先生は、とっても細いのに足の内側の筋肉が素晴らしくしっかり、とても強そうです。
見た目にも内面にも頭にも、いいことづくしのバレエに感謝です。

(これは私のへっぽこふくらはぎ)

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