日々のレッスンと撮影と

日々のレッスンと撮影と

秋冬の発表会の撮影のお問い合わせありがとうございます。
少しづつ日程が埋まり始めておりますのでお早めのご検討をお勧めいたします。

朝晩の風はすっかり秋の少し「ひんやり」を含んだ気持ちの良い風。
夏の間はおやすみなしだった植木の水やりも時々おやすみができるのもいいところ。
9月に入ってずいぶんとゆっくりしておりましたが、少しづつまた日々の撮影に戻ってまいりました。
何年も変わらない1年の1回転は、今年もあと4か月。
ちょっとづつ「年末ムード」に向かっていくこの季節は日々のアイテムが増えて楽しみも増えていきます。

発表会から1か月が経ち、おやすみすることなく、発表会前に比べてレッスン量が少し増えました。できないことがはっきりして、そのできないことの答えももうあと少しでわかりそうな「あと一息!が3つくらい!」のところをウロウロとしています。
日々の撮影を終えて、スタジオへ向かってレッスンを受けて帰宅する。もしくは。
レッスンを受けて一休みしてから撮影に向かう。
そのなんでもない「自分のことだけを考えられる」ちょっとした時間がとても贅沢で
この毎日の流れがとても気に入ってます。

夜のレッスンでは、中学生のお姉さんたちの仲間に入れてもらって難しいパを前に、硬くなった頭をなんとかほぐしながら、
(それでもかなりの割合で途中固まります)黙々と向き合います。
(お姉さんたちのお邪魔にならないように)

おととい、どうしてもできないところがあり、レッスン後に隅っこでおさらいをしていると
(固い頭がどうしてもほぐれず、パを覚えきれなかった)
先生が、「百合さん、ジゼルだね。2幕の!」と大ヒント!

それを言っていただけると、日々の撮影で頭に入っているので
(そして踊れないがイメージはバッチリできてる❤︎)
「あ、あそこの振りだ!」しっくりくるのです。

〜しかし、大人の硬い頭から体へ振りを流すのはそれでも至難の技!〜
結局、その日はレッスン後の一人おさらいでやっと左右1回づつできたくらいで
全く音に合わせてはできなかったのです。
(それをまた来週まで忘れずにいなくてはいけないのが宿題!)

でも、「できないこと」の方が圧倒的に多いのにそれでも無条件に「楽しいなあ」と思えるのは、神様に本当に大事なプレゼントをいただいた、と思うのです。
きっと「できる」ともっと楽しいのだろうな。

誰だったかな。ある芸能人のインタビューで。
「将来を考えて不安になることはないのでしょうか?」という記者の問いかけに対しての答えをちょっと思い出しました。

「将来の不安をなくすには、今のこの時間を一所懸命に生きるしか答えはない」

と。
バレエのレッスンを受けていると、この言葉が本当にしっくりきます。
不安とかではないけれど、「できない」ことを「できる」ようにするには
レッスンをすることしか道はなくて、ある日突然できるようになったりしない、ということ。地道に地道に向き合って行って「先生の言っていたことはこれかな?」思い始めて、だんだんとわかってきて体にも流れてきて。
(そうわかっていても、あ〜明日起きたら急にできるようになってないかなあ、と思ったりするのだ)

何年もお仕事としている日々の撮影は、もうすっかり頭にも体にも全てが染み付いているから、それこそ何も考えなくても自然と体が動くのです。
ものの見方、見え方も。先の動きを予測することもそのものを捉えることも、理屈でなく「体」がわかっているので大きな苦労なく(小さなドキドキはありますが)
それこそ、中学生のお姉さんたちが軽々踊るように、私だって、軽々写真を撮れてしまうわけです。それはバレエのレッスンと同じように「無条件で面白い」と思います。
目に見えない部分まで、写真は表現をさせてくれるのですから。それも一瞬で!
(瞬間に答えが出てしまうのが面白いのです)

「どうやって撮ったの?」と聞かれても、そこは説明のつかないところ。
一瞬のことなのですからあまり覚えていないのです。
(ちゃんと覚えてる人もたくさんいます。)

でも、そうやってなんだかんだと何年も向き合ってきているのでこれも、まだまだ地道に日々を積み重ねていくしかないのです。
そうして積み重ね続けていけることが「幸せ」なんだと思います。

さあ、明日から撮影が続きます。コンクールにも撮影に伺います。
撮影には「夢中」になって、移動中は「ジゼルの2幕」の振りを忘れないように。
とっぷりとバレエに浸ってまいりたいと思います。

台風の中の移動、皆さんお気をつけくださいね。

20170909-151

「子供はおもしろいな。つま先頑張ってる!」

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