こんなにも忙しいモーレツ繁忙期に、ご理解いただき応援いただき、こっそりと1曲踊ってきました。
4月から練習を続けていた「フロリナ王女のバリエーション」

先生が、青い羽の付いた頭飾りをチョイスしてくださり。
鳥の羽が付いているので、我が家の猫ちゃんたちに見つからないように当日まで箱に入れて隠しておき。
大事に取っておいた頭飾り。
アップよりもメイクよりも着替えよりも、何よりも先に、楽屋に入って頭飾りをつけました。

左足の甲がずいぶんと張っていましたので、じっくりとアップをして足をマッサージして
客席の後方でピケターンの練習をして。
ドキドキとゲネプロを迎えました。
友達がどんどんと踊り終えて行きます。『終わった〜』と袖へ戻ってくるのを横目に、心臓が口から出てしまいそうなのをおさえ。
これも「モーレツ笑顔」で舞台に出て行きました。
1個目のフェッテがずいぶんきれいに決まって、すっかり油断してしまいました。
上手でエシャッペをしながら(ここはずいぶんと練習したんですよ、先生!みてください!)と思いながら
アームスの動きを丁寧に、目線を丁寧に、客席中央に見えた先生の姿に向けて踊ったのですが。
先生はマイクで「背景の色!黄色じゃなくて他のにしてください!背景がおかしいです!」と
ひたすら照明さんとやり取りをしていて。

「あれ?? 先生全然見てないんじゃない?」と気づきました。
そんなどうにもくだらないことを考えてますから、当然苦手なピケターンは6回できません。
できなかったピケータンをなんとか終えて、先生は一言だけ
「百合さん、下手も使って!」と。(がび〜〜ん!)

本番までの時間がどうにも長くて。
腹筋したりストレッチしたり、また客席に入ってアップをしたり。
座っているとどんどこ体が沈んでいきそうで、ひたすらお腹をキュッと締めて過ごしました。

集合写真を終えて、すぐに舞台袖で待機。
「緊張したら息を吐くように、って言ってたな」と思い、息をふう〜と吐くと
なんだか体が落ちていってしまうようで、お腹を引き上げると緊張が高まってしまって
「一体どうしたら!」と困っていたら、舞台袖にちびちゃんたちがぞろりぞろりとやってきたので
大好きな「ちびちゃんへのちょっかい」を出しながら、過ごしていました。

袖もいてもわかる、フロントの照明の明るさ。
あの照明が体を煽るのです。他教室の先生が「ライトに煽られますから気をつけて、息を吐いて」とアドバイスをくださってました通り。
そして、一人で踊る舞台はとても広くて心細いこと。
すべて自分の責任ですから。
転んでもつまずいても自分でなんとかして踊り終えなくてはいけない、という心細さ。
逃げ出したい気持ちと、顔はやたら満面の笑顔で舞台で出て行きました。

ゲネで決まったフェッテは、きっと足がふにゃっとなっていたと思います。
バットマンは低く、パドブレで進むことも本当に少しだけになってしまいました。
練習を重ねた、エシャッペのところのアームスと目線、青い鳥を呼びながらパドブレでさがり、さあ!ピケターン!
上手でプレパレーションをした時に、「そうだ、ゆびで行く方を指すように!って言ってたんだ!」と
奇跡的に一瞬冷静に。初めてピケターン6回を決められて最後のポーズにまで無事辿り着けました。
初めの方はまあまあよく覚えてないけど、ピケターンができたこと。
お世話になっている先生が「舞台の神様が微笑んでくれます」と言ってくれたこと。
「あ〜神様は下手の幕袖に隠れていたんだわ〜」と、ようやく見つけられた感じです。

舞台で踊ること、舞台をとること。
比べるものではないけれど、だんぜんに、「舞台で踊ること」のほうが難しく重圧やプレッシャーや孤独感や。
どうにもやりきれないことが多いです。
どう思っても「やる」と言ってしまった以上、踊らなくては終わらないですし、その責任は本当に大きい、と感じました。
写真は、目の前で踊ってくれる人がいてくれるのですから。
簡単ではないですが、孤独ではなく淡々とした作業に近いものかもしれません。
そのことを今回は大きく感じました。

楽屋に戻って、どんどこみんなの写真を撮りました。
友達が撮っている私を撮ってくれていました。

この感じが一番落ち着くようです。
たぶん、1日で一番生き生きとしていたかのような。。
このスタイルが一番安心で落ち着きます。

お世話になりましたみなさん、先生方、励ましてくれたお友達。
みんな本当にありがとうございました。
しばらく「貝」になってお仕事に集中したいと思います。

納品お待たせしているお教室さま、申し訳ございません。
急いでお届けできるように仕上げてまいりたいと思います。

冬、来年のシーズンの舞台写真。
よろしければどうぞお問い合わせください。

(行ってこなくちゃ!明日リライトいたします)

おさらい会から2日経って。
通常のレッスンに戻りました。
2日間、踊りの内容を振り返り、悔しかったり楽しかったり、でもどうしてできなかったのか?を考えたり。
すごく仕事に集中したい時間と、ぼんやり思い返す時間と。
気づいたら小さな捻挫をしていました。(小さくても立派に痛い)
いつもと同じ、地道なレッスンはとても好きでじっくりと自分に向き合って冷静に体のどこができていないかを
自分なりに分析したりする。できていない部分は、おさらい会の前と少し変わったかもしれないな。

次に向かう友人たち。とても元気で本当に尊敬する。
私はありがたいお仕事、友人や大切な人たちとの時間と、
いつもと変わらない地味〜なレッスンに当分はまっすぐ向き合うことにしました。
今日もあれこれ分析をしながら、小さな捻挫を気にしつつ。