お久しぶりの更新になってしまいました。
いろいろな発表会にお声がけいただき、とても嬉しい日々です。
来週より繁忙期に入りますので、体調、気持ちを整えて。元気に毎日を臨みたいと思います。
暑くなったり雨降りが続いたりと不安定なお天気ですが、皆様体調にお気をつけください。

今日は久しぶりに「バリエーションクラス」に参加させていただきました。
みんな、それぞれ踊りたいバリエーション1曲を決めて先生に見ていただくクラスです。
来年に勉強会の開催が決まりましたので、友人たちも1曲決めて一緒にレッスンをしました。
(私はその前に仕上げてコンクールで踊らなくてはいけないので、一足先にしあげないと!)

チャイコフスキーパドドゥ、ジゼル、オダリスク第3バリエーション、エスメラルダ。
順番に通しで踊り、先生にポイントや問題点を教わり1曲に仕上げていきます。
勉強会では、自由に踊れる1曲と、課題曲が1曲、2曲を踊るようになります。
今レッスンをしている「リーズのバリエーション」にプラス、もう1曲だなんて
気が遠くなりそうですが、それを全員に教えていかなくてはならない先生は、きっともっと気が遠くなるだろうと。。
こうやって、あーでもないこーでもない、とやりとりをしていく過程もとても好きな時間です。
趣味でやっている大人の私でも、調子よく踊れると1日ご機嫌でいられるのですから
一生懸命、夢に向かって頑張っている生徒さんはもっともっと「自分の踊り」に厳しく
納得なんてすることなく、ましてご機嫌になったりなんてせず。
けれど、時に満足もして、そうやって進んでいくんだろうな、と踊っている友人を見ながら考えていました。

Eテレで「ローザンヌ国際バレエコンクール」が放送されました。
https://ballet-constellation.com/2019/06/09/tv-47thprixdelausanne2019/

解説の山本康介さん。
以前から所作が綺麗で美しい男性だなあ、と思っていました。
解説は結構厳しく、ポジションやクラシックの「規律」に厳しいお話をされます。
「枠や規律の中で、どう美しく魅せるか」と、番組の中でもお話をされていました。

ちょっと驚いたことがありました。
コンクール出場者の女性の「ポワント」のことについて、何度も触れていました。
「この方は、ポワントが固すぎる。体重が軽いから立っていられるけれどポワントを選びなおしたほうが良い」
「この方も、ポワントが固すぎてしなりがなくなってしまっている。ポワントのしなりがないので足先があまり美しく見えない」と。
「ポワント」のことについて、幾度も注意をされるところがありました。
男性のダンサーさんでも、プロで世界で活躍される男性は女性の「ポワントワーク」も指導されることに驚きました。
おそらく履いて踊ることはないだろうと思うのですが、一見して女性のポワントのことまで指摘をされるのは
すごいなあ、と。そんなところにとても驚きました。
そうやって言われてみると確かに、「そうかもしれない!」と納得してしまうのが本当に私は「THE 一般人」です。
けれど、とても勉強になりました。

今日の「バリエーションクラス」でも、ほとんど皆違うポワントを選び履いています。
足の形や柔らかさは人それぞれ違うので当然ですが、ここまで人によって違うのは面白いです。
時々「見た目の美しさ」に惚れ惚れして、全然違うものを買って履きたくなることもありますが
100%失敗です。過去、見た目に惚れて買ったポワントで踊れた試しはありません。(なんて情けない話でしょう)

ローザンヌの山本康介さんの解説の話であった「固すぎて」というお話。
これは私が密かに「履こう」と思っている1足にぴったりと当てはまる言葉でした。

左はずっと履いている、ブロックのバランスヨーロピアン。
右は数ヶ月前に購入し、密かに暖めている ブロックのセレナーデ。

ずっとバランスヨーロピアンを履き続けて
時々、浮気もしましたが。
やはりバランスヨーロピアンに戻ってきます。
立ちやすくボックスも広めなので、立ち続けやすい、踊りやすい1足です。

セレナーデは、バランスヨーロピアンよりもソールが硬く
ボックスも気持ち小さめ。
全体的に少し細身の、立った時にとても美しく見える形です。

バランスヨーロピアンをすぐにダメにしてしまい、おかしなところから
ぐにゃり、と曲げてしまったことがありました。
その時の、素人判断で「もう少し硬いほうがいいのかな」と思い
ポワントを選びに行きました。
お店の方に事情を話すと、この「セレナーデ」を進めてくれたのです。
これが「見た目の美しさ」の方に、気持ちがやられて「踊る踊れない」の判断もせず、購入してしまいました。
けれど、立った時の感触や履き心地も悪くはないのでカバンの奥底に、いつも忍ばせ時々履いて慣らしていました。
「本番はこれを履きたいな」と、密かに考えていたのです。だって、形美しいですし。

でも、山本康介さんの解説を聞いてすぐに「わあ!あのポワントのことだ、だめだ!」と
全然私は関係ないのに、テレビの前で「わあ!」となりました。
セレナーデは、履いた時のしなりがとても少ないのです。まっすぐに近いかもしれません。
密かに暖めていた思い。
「履きたい!」と思っていたポワントが「ダメ!」とわかった時のショックの大きさ。
もう幾度も振られて悲しい思いをしているのに、またやってしまいました。
もう本当に浮気をしないように気をつけないと。。

今日は、おろしたてのバランスヨーロピアンで踊りました。
毎日の腹筋と内腿トレーニング。少しは効果が出てきたでしょうか。
相変わらずふにゃふにゃしてますが、前回よりも「冷静」に踊れたような気がします。
できないところが明らかですから「冷静」に直して気をつけていけばいいのだ、とこの年になって少しわかってきました。
普段はマンツーマンでバリエーションは見ていただいてるので、友達と一緒にバリエーションを練習するのはとても楽しい時間です。
「だめだだめだ」と言いながら、励まし合って「なんでこんな難しいのを踊るって言っちゃったんだろうねえ」と
後悔もしながら、「綺麗に踊ること」を目標にレッスンをするのは本当に楽しい時です。
また明日からもがんばれそう!

夏の発表会のプログラム撮影もあと少しで終わりになります。
次はいよいよ本番。
リハーサル見学にうかがえるお教室さまにはお邪魔ながら、隅っこで見学をさせていただいてます。
これはあくまで「自分のため」の本番までの作業の一つです。
どうかお気遣いなく、レッスンをされてください。

カメラも一つ変えて。
ポーズ写真の背景も、夏は衣装の色が映える淡目のグレーを一つプラスしました。(冬春はピンクでした^^)
夏。考えるとドキドキしますが。
踊られるみなさんと一緒に「楽しいドキドキ」を感じたいと思います。