5月のGWが明けて少しすると、夏の発表会のプログラム撮影の時期に入ります。
毎週「この矢印におへそを向けて座って。。手を後ろで組んでね」「肩下げてお首長くね」と。
この台詞を何度も何度も繰り返しながら、一人づつ(できれば緊張していない)
「ニコ!」とした表情を撮りたいな、と思ってスタジオに伺います。
けれど、正面に大きなライトと不思議な傘。横にもなんだか「ピカ!と光る電気がある。
その真ん中に丸い椅子。
そんなちょっと恐ろしい状況で3歳の子が「ニコ!」とできるはずがない、と思いながら
なんとかして「ニコ!」としてもらいたいのです。
ちょっと日焼けした顔でつやつやのおでこで。
夏の発表会前の子供たちは、すでに夏の顔になってました。

1年半前に「リーズ」を踊った時、先生が撮ってくださった後ろ姿。
ちょっと前のことなのに、何かこの頃は目標があって自分で何かを「やるぞ!」と決めて
向かっていたような気がします。それはバレエに限らず。

コロナの影響もあるかもしれません。「静かに暮らす」ことが日常になりすぎて
「どうしたら守れるか」と、少し停滞しているような気がします。
それは「安定」はではなく「滞って」しまっていること。
少しづつ先は見えてきていても、どこに向かっていくのか未だ不透明で
そういう「もやもや」っとしたものを、少しまとってしまっているかもしれない。
思うように体が動かせていないこともあるかも。
梅雨に入るからかもしれません。

昨日は100人以上の生徒さんをひたすらプログラムの撮影。
ご協力いただいた先生方、ありがとうございました。
暑い日だったのに、撮影が終わっても外で走り回っている子供たち。
撮影のために「ノースリーブ」の花柄のワンピースの下にレオタード を着てきてくれて。
本番と変わらないくらいにきれいなシニヨン姿。
地下のスタジオから見える外の風景はもう夏のようでした。