力の入っているところ、抜けたところ

力の入っているところ、抜けたところ

先日の発表会のお写真をセレクトしています。
撮影後の作業はとても好きな流れで、先生がおっしゃっていたことや
ゲネで注意されていたところを覚えておき、あとのセレクト作業でその部分も生かします。
(「つま先!」とおっしゃられていたところだから、この美しいつま先のカットはいれておこう、みたいな)

クラシックバレエでは、「ここの瞬間」「ここのポーズ」と
写真に撮るところがほぼ決まっていますので、セレクトもスムーズに流れよく進みます。
先日の発表会、コンテンポラリーではクラシックの倍近くシャッターを切ります。
それは(多分)「オンバランス」と「オフバランス」を見せる動きが多いから、
と、セレクトしながら考えてみました。

「ぐっ」と伸びきって、全身の筋肉に力が入って「強さ」を感じる一瞬か?
「ふっ」を力が抜けて、地に落ちて流れいくような「柔らかい」一瞬を残すのか?

2人のカメラマンで撮影したのですが、私は写真がないと恐ろしいので
「オン」も「オフ」も両方撮っておき、あとから選択をします。(怖がりですので)
もう一人のカメラマンさんは、これはすごいな、とびっくりしたのですが
「オン」と「オフ」をその瞬間で「自分で選択」をし、撮り分けていました。
このシーンは強さを感じ、この動きには「柔らかさ」を感じ。
自分で一瞬で選び、どちらがいいかを考え1カットを残していました。

「オンバランス」を残すか?
「オフバランス」を残すか?
それとも
「セットアップ」で両方残すか??

コンテンポラリーは流れで撮影しているので、「セットアップ」もありです。
お客様にどちらかを「選択」していただくのが一番間違いないと思うのですが
そうすると膨大な数の写真になってしまうので
どちらを残すかに迷った時だけ「セットアップ」で残します。

カメラマンには大きな選択権はないのです。
忠実に動きを写真に残し、ある程度をセレクトし
あとはお客様に選んでいただくのが間違いのない答えかな、と思います。
気に入っていただけるか否かはわかりませんが
「こうやって踊った」という確かな軌跡を、残すことができればと思います。

そのセレクト作業に行き詰まり。
1時間ほど「ガシガシ!」と歩いてきました。
先日レッスンで注意いただいた、股関節の隙間、を意識しながら
出張の反動で食べ過ぎてしまったお腹を引き上げながら
マスクを外して川原をガシガシ!ガシガシ!

そうだ!週末の撮影はすっきり「スキニー」で行こう。
髪の毛もアップにして。
冬の間は重ね着するので、どうしても緩めのパンツになってしまっていましたから。

もうすぐ3月。
気持ちを春に切り替えよう!

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