ゴロゴロっと腰のストレッチをしながら
吉田都さん著「バレリーナ 踊り続ける理由」

 を読んでいました。なかなか思うように踊れず、月曜日「よかったかな」と思って
ちょっとホッとしていると、今日水曜日、踊る前先生に「今日やることを頭のなかで整理して踊ろうか」と
言っていただいたのに、曲が流れていろいろ考えていたことが全部すっ飛んでしまった。
1度できたことが、2日後には全くできなくなりどうにも「振り出しに戻ってしまったのかしら?」と
とても不安になる。明日も、また踊らなくてはいけない。ドキドキだ。。

「この本の中に、40歳を超えると1日休んだだけでリカバリーが本当に難しくなる」
と、かつて英国ロイヤルバレエのプリンシパルの吉田都さんがおっしゃっていた。
なのだから、私なんて2日休んだらずいぶんとマイナスになってしまうのではないか?とますます不安に。。

年末から悩んでいた腰の違和感。動くと楽だけどちょっと動きが制限されてしまったような
ちょっとした不具合を感じて、スタジオで友人に
「前はいくらでも後ろに反れたのが、今は腰がストップかけるんだよ」とぼやくと。
「百合さん。それが「老い」だよ笑」と。。

そうなんだ!こうやって体がちょっとづつ思い通りに動いていかなくなるんだ!と。
笑ったものの、心では涙が出そうでした。
だから、明日もできないかもしれないけどやっぱりレッスンに行って踊るしか手段はないのです。

今日は、フロリナのバリエーションの最後のピケターンで何度もピケが滑ってしまうようで。
すべることはあまりなかったのだけど、あれ〜?なんて思っていたら
「今日全然プリエが踏めてないもの!」と、先生ちょっと悲しそうに。
2日前にちょっといい感じだったものだから、欲張ってあれやろうこれやろう!と思ってしまって
大事なことがたくさん抜けてしまったのだ。
欲張ってはいけない。常に丁寧に地道でなくっちゃ。

なぜ、痛く不自由な思いをしてわざわざ爪先立ちのトゥシューズで踊るのか?
この、吉田都さんの書いた1節に素敵な答えがのっていました。

『女の子がハイヒールに憧れるわけ』
〜長時間経つと疲れてつま先がじんじんしてくるというのに、なぜ女性はハイヒールを履き続けるのでしょう。
〜〜女性としての緊張感を保てるのが理由のひとつなのではないでしょうか?
バレエのトゥシューズも痛いです。爪がはがれてしまうこともあります。
それでも、トウシューズのおかげでつま先で立ち、優美に踊ることができます。痛い思いをした分、体重を感じさせない
妖精のような動きや回転が可能になります。
全ては「美」のため。ハイヒールを履きたい理由と似ていると思いませんか? 痛みに耐え、より美しく。
一度履いたら脱ぐことのできない魔法の「赤い靴」なのです〜〜

本当だ。。
この文章を読んだ時、少し嬉しくなってしまいました。
痛いのは嫌ですが、「まあ。痛くてもいいかな」なんて思えてしまう。
だって魔法の靴ですから!

来週は昨年も撮影させていただいた大人のバレエ教室の発表会です。
今年は1人1曲、バリエーションを踊られるそうで。
一番の年齢が上の方は、79歳になるでしょうか?
今年もたくさんパワーをいただいてこようと思います。

でも。
滑るのはちょっと怖いので、カバーを貼りました。
明日はひとつでも、「よかったかな」と思える踊りができますように。