「輝かなきゃ!」なんて、考えたことはありますでしょうか?
自分を輝かせなきゃ、とこれまで考えたことは一度もありません。
本当に若い時、「どうしたら理想の自分になれるのか?」とか。
「夢はどうしたら叶うのか?」とか。
考えたのはおそらくその程度のことで、誰もがそういうことを考える時期を通って
重ねていくのが常かな、と思います。

土日に長野のお教室様の発表会へ伺ってきました。
前日のリハーサルをじっくりと見させていただきました。
そのリハーサルでの先生の一言だったのです。

「たくさん悩んだんでしょ?
あなた、もっと輝かないとだめじゃない!」

と客席からマイクを通して生徒さんに声をかけていらっしゃいました。

「輝かないとだめじゃない!」と。

こんなフレーズを聞いたのは人生で初めてのことでしたので
本当にどきっと、して。
先生の生徒さんにかける深い愛情がじんわりと感じられて、目頭が熱くなりました。
「輝いてほしい」と。

リハーサルを見ながら、どこを「取捨選択」していくか?
本当に悩ましい舞台でした。できるだけわかりやすく、かといって切りすぎないように。
どこを残して何を優先するか?

こうしたことで、大人になっても多少悩むことはありますが。
ちょっとしたことが一大事、という生徒さんたちのような年齢の子は
毎日悩みがあって、何か手を抜くことや利口になることがない心だから
真正面から真っ直ぐに向き合うから、悩んで、キラキラと美しく輝けるんでしょうね。

翌日の本番では(ゲネプロはかなりの戦いでしたが)
前日とは全く違うような表情だったり輝きだったり。
楽しさや喜びに満ち溢れた舞台でした。
美しくて、その美しさは最大限に画質をよく設定した写真におさめられていると思います。
だって、「美しい!」と何度も感動したから、きっと写真でお渡しできるはずです。

「もう一回!もう一回!」と何度も同じ演目を一からやり直し。
客席にまで息遣いが聞こえてきました。苦しそうな表情なのですが、ぎりぎりの笑顔で踊り続けて。
私たちカメラマンも休んではいけないような気がして
「もう一回!」を撮影していました。
これはこの時の苦しかった大事な時間が写真に残っているといいな、と思います。

生徒さんたちの輝きが、写真をよりキラキラとしたものに見せてくれる。