稽古(けいこ)とは、広く芸道に共通して使われる、主に練習を指す言葉である。】(ウィキペディアより)

 

今よりもほんの少しでも「美しく踊れるように」お稽古に通う。

今日お稽古に行ったら「あそこを頑張って練習してみよう」「昨日できなかったけど今日はできるかもしれない」
今日お稽古に行ったら「昨日はできたのに、今日はできなくなってしまった」

ギリギリのせめぎ合いから「できる」の「%」が少しづつ上がってきて
「できなかったこと」が「できる」ようになっていく。

「できる」ようになっても、少し安心してしまうとまたすぐに「できないこと」に変わってしまう。
「できる」ことが増えたぶん、喜びはあるけれど
今度は「できる」をキープし続けなくてはいけない「厳しさ」がある。
「できなくなってしまう」ことへの恐れもあるから、また「お稽古」に通う。

「バレエのお稽古」
地味で厳しくて同じことの繰り返し。
バーについてプリエを始め「あ〜。今日も始まってしまった。頑張らないと。。」と
ちょっとだけその先90分のことを考えると心臓がドキドキしてくる。
やらなきゃいけないことはたくさん。
ひとつやると、ひとつ抜けてしまう。先生が直してくれる。
先生が1周して戻ってくる頃には、私の体も元に戻ってしまう。
1回に「2mm」くらいしか進んでいないようなイメージ。
お休みすると進んだ「2mm」は、あっという間に「0」に戻っている。

発表会のフィナーレはなんて美しいんだろう、と思う。
先日、緞帳の中で先生が涙を流されていた。
それだけ素晴らしいステージだったし、客席も「ブラボー!」が飛んでいた。
小さい子も大きなお姉さんも、少しだけ厳しいお稽古から解放される時間。
安堵と少しの寂しさと、まだ夢見心地なのと。

レッスンではなく「お稽古」に。
「よし!」と心を切り替えて「お稽古」に通う。