2月中旬を過ぎると暖かさにつられて、だんだんと忙しくなってきます。

春夏のプログラムの撮影が始まり、春のシーズンが始まり
夏の撮影のご予約が始まり、いくつものことが頭の中で同時進行していますので
ミスのないように、毎日カレンダーやメールを要チェックです。

まだまだ朝は寒くお布団から出るのが辛いのですが
目覚ましがなり、ピタリと止め「今日はなんだっけ?どこに行くんだっけ?」と
布団の中で確認をし、「今日はまだ少し寝てていいんだ。。」とか
「いけない!今日はいかなきゃいけないんだ!」とか。
うっかりお昼寝をしてしまった時には、起きた瞬間にドキッ!としたりとか。
「間違えた!」とか「忘れてしまった!」とか、絶対にあってはならないことを
できるかぎり「パーフェクト」に進めるために
「今、何をするべきか?」と、考えて動きます。


GWに控える発表会のために
ひたすらレッスンに励む子供たち。
熱気で窓が曇ります。

プログラム写真とともに、リハーサル風景も撮影させて
いただいたのですが。
「どうやったらこのスタジオの熱気が伝わるだろうか?」と
考えてました。
こういう臨場感、というのは私ではなく
お教室の先生がスマホで撮られた方がとても伝わりやすいのです。
実は前回も、先生が撮られた「臨場感」にかなうことができず、先生のお写真を使っていただきました。
子供たちの真っ赤なほっぺたや、汗で額に張り付いた前髪や。
必死に首を長く美しく見せようとする首筋や。
ひょっこりときた私なんかが撮るよりも、断然毎日子供たちと接している先生の方が
熱々の写真が撮れるのです。

しかし、今回は「リハ風景も」とご依頼いただいたので、今日のライバルは「先生の写真」です。
意識しないわけがありません。
先生は指導をされているのですから、どうしたって私がこの熱気を写真に残すしかなく
「どうやったら伝わるか」とずっと考えて撮影をしていました。

ワガノワバレエ学校の校長先生、ニコライ・ツィスカリーゼ先生。
以前放送された番組の中で「バレエは努力・努力・努力、表面に美しく見えるのは泡の部分だけ。」
とお話しされていました。
(この方、大好きで何度も繰り返しみてます。月末には日本でのガラコンサートにもこられます!)

発表会で撮る舞台は美しいです。客席後方からとても「客観的に」向かっていますから
まさしく「泡の部分」を美しく切り取り、写真として残す、というのが私の役目です。
それが、スタジオ内でのリハーサルとなると、舞台では見えない「努力」の部分を撮ることになりますから
舞台とは違って、距離感も気持ちの部分でもかなり近くに感じながら向かうようになります。
それが、私を悩ませる要因かもしれません。
「ぐいぐいぐい」と迫る熱気を留めておかなくてはなりませんから。

その子供たちの頑張りに、私も引っ張られてつられて
一緒に頑張らせていただかなくては!