台風19号の影響、あちこちの地域での大きな被害。
ニュースを見るたびに胸が痛みます。
1日でも早く、安心した日々が戻りますように。

台風が日本列島と直撃するという中、地方への出張が重なりましたが
大きなトラブルなく、本当にありがたく無事に撮影を終え帰宅することができました。
現場に行くたびに、先生や親御さん方に「横浜は大丈夫ですか?」と声をかけていただき
最終日は予定通りに現地に入ることができ、お教室の方々にも心配をおかけしてしまいました。
お世話になりましてありがとうございました。

愛媛県の新居浜へ3日、夜遅くに一度横浜に戻り、翌日は宮城県の大崎市へ。
(タイトルに書くために移動距離を調べて驚きました)
どちらもとても楽しく賑やかな発表会でした。
「あ〜、来た甲斐があったなあ。。」と、撮影を終え、心満たされ夢うつつの中移動をしました。

数日前より後処理を始め、プログラムを振り返ってみました。
新居浜では、小品集のほかに「ディズニーメドレー」と「コッペリア3幕」
大崎では、「ドンキホーテ1幕」「眠れる森の美女3幕」と小品集。
撮りごたえある面白いステージでした。

ディズニーメドレーは初舞台の小さな子が20人弱。
オーロラだったりアラジンだったり。
初舞台の小さい子なので、大きい動きはしませんが「ニコニコ」と楽しそうに
一生懸命に覚えた「バレエ」を披露してくれました。
途中、みんなで輪になるところ。子供たちにとっては大移動!一大事です。
輪になってぐるりと回って、またもといた場所に戻ってこなくてはいけないのです。
(もとの場所にはちゃんと「お花」が置いてあります^^)
誰一人泣いてしまうことはなく、スカート持ったりお花の匂いを嗅いだりみんな楽しそうに踊っていました。
小さい子は、全体を撮りながらできるだけ一人で写っているカットを多めに撮ります。
「かわいい!」と思うところをたくさん、みんなが主役に見えるよう一人づつの写真を撮るようにしています。

個人的に、とても印象に残った演目は「くるみ割り人形」王子のバリエーション。
演目といいますか、これを踊られたダンサーさんは
ゲスト枠で1曲踊った地元のバレエ教室に通う中学生の男の子でした。

コンクールなどで上手な男性はたくさん撮らせていただきましたが
この男の子だけは中学生であるのに、プロのダンサーさんのような堂々とした所作
そしてとても美しい踊りをされていました。
一寸の狂いもないような、完璧な踊りでした。
素人の私から見ると、「完璧であることが当たり前だから、自信を持って堂々としていられる」という
そんな強さを感じました。
本当ところはわかりませんが、中学生ですから、やはり中学生なりの悩みであったり心配事があることは当然で。
けれどそんなことは微塵も感じない、美しい一人のバレエダンサーさんでした。
この先TVやニュースで見かけるかもしれない、と、こっそりこれからの活躍を期待をしています。

その中学生の男の子を追いかける、小学校高学年くらいの男の子。
その子はそのお教室の生徒さんでパドトロワを踊ったりスペインを踊ったり。
とーっても頑張っていました!^^
50名近い生徒さんはみんな女の子ですが
そんな中でも全く物怖じせず「バレエ」をとっても楽しんでいるように見えました。
一生懸命で純粋でいいなあ、と。見ていると何かこちらまで心洗われるようでした。

最終日の「ドンキホーテ1幕」も素晴らしい、勢いのある舞台でした。
ものすごく練習を重ねたんだろうなと、その熱はこちらにも伝わりました。
キトリとバジルの、少しアクロバティックな踊りにも
ついつい熱が入り撮り過ぎてしまい。。(「すごい!」と声も出てしまう!)
こんな遠くの町で、こんなにも「バレエ」を頑張っている子供たちがたくさんいるんだなあ、と。
そのことに感動でした。みんな本当に一筋に頑張っているんだと。


来月お伺いさせていただくお教室の先生よりご連絡をいただきました。
大きな被害のあった地域のお教室さまでしたので
とても心配をしながら、連絡をしてもいいものか、と悩んでいましたが
ご連絡いただき安心いたしました。
来月、楽しみにお伺いをさせていただきたいと思います。

物資を送ることも今は二次災害につながるから送らないでほしい、と。
そんな記事を見つけました。
洋服やタオルや、何か必要なものを、と思うのですが
今はまだ何もできておらず、募金箱を見つけては「届いて」とそこへ思いをいれるくらい。
今できることは、遠いけれども経済を少しでも動かすこと。
震災の時もそんな話を聞きました。
働いてお金をいただいて、お金を有効に使って経済がストップしないように
元気な人間が世の中を回していくことも一つの支援だと。

ただただ、1日も早く被災された方の生活が日常に戻りますように、と願うだけです。