先日はちょっと面白いお仕事で、バレエ、ジャズ、ヒップホップ、タップダンス、サルサ、フラメンコ、という
ダンスダンスたっぷりの撮影に行ってきました。
おなじみの「中野サンプラザ」は、春に友人と「清水ミチコワンマンショー」を見に行き、大笑いをした思い出の劇場。
撮影でも毎回お世話になる、ちょっとレトロな紅色の客席と、ロビーには小さな売店と。
そして、今日も頑張ってました、これも懐かしの「ミラーボール」
(ミラーボールって、機械では作れないらしくほとんどが手作り。鏡をペタペタと球体に貼っていく様子を以前テレビで見ました。
手作りのため、1日に最大で5個までしか作れないという。
ミラーボールをこの「中野サンプラザ」以外で見たことがないのですが、きっとあちこちでキラキラくるくると頑張っているのですね。)

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たくさんの演目の中、トリを飾ったのがシェイクスピアの「マクベス」を「シアターダンス」に仕上げた作品でした。
とても面白かったので、ウィキペディアでちょっと調べてみました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/マクベス_(シェイクスピア)

舞台で演じられたのは、第5幕の夢遊病に侵されてマクベス夫人が血に染まった手を洗い流し続けるところから。
〜人間の愚かさや弱さへの啓示。マクベス夫人が血に染まった手を、拭いても拭いても取れず、次第に狂気へと向かっていくシーン。
その手についたものは、まるで魔女の呪いのように夫人を侵食していきます〜(プログラムより)

実は、このマクベス夫人のシーン。
リハーサルでは内容が全くわからず、マスクをつけた「闇」的なものと、それに何か取り憑かれているのかな、と。
ストーリーをわかっていなかったのでイマイチ、ピンとこなかったんです。
本番前にプログラムを読みアナウンスが耳に入って、本番前にピタリと当てはまった感じでした。

マクベス夫人が狂気に追われて舞台に駆け込んでくるシーンから。
大勢の魔女たちがマクベス夫人を取り囲みます。
血に染まった手を洗い続け追われる狂気。
狂いながら踊り、必死に逃げるのですが行く先はすぐに魔女たちに塞がれてしまいます。
取り囲まれ、また狂うように踊るのです。
「名声」「地位」「欲」
その味欲しさにマクベスを使って欲しいものを自分のものにしていくマクベス夫人。
魔女たちが途中カラフルな艶やかな布(これが多分欲なんだと思う)を持って夫人を取り囲みます。
その美しい布を奪い取り、身にまとい恍惚の表情を浮かべるマクベス夫人。
けれど、その布も一瞬で魔女たちに奪われ、また狂気に追われるシーンに。
最後には、魔女たちに囲まれその闇に埋もれて、真っ黒な世界へと沈んでいくのです。

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この演目は、マクベス夫人を講師の先生が踊られていましたが魔女たちは15人の大人の生徒さんたち。
その動きと表情と力強さ、7分間の舞台がすごく濃い重い凝縮された、胸にずっしりと残る舞台でした。
しばらくこの「マクベス」を、調べたり動画を見たり、とっぷりと世界に浸ってみたい思います。

そんな、自分の思いばかり強い「マクベス」の話を飽きずに聞いてくれた友人。
隣の席でタロットをしていて、次々めくられているカードを眺めていました。
「マクベス」に思いがある今、タロットカードがずいぶんと美しく神秘的なものに見えます。
色鮮やかさ、その意味、カードに描かれた不思議な絵、それをめくって説明をする友人の表情。
タロットを包む布もベルベットでつやつやと美しかったです。

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たくさんの「知らない世界」に「翻弄」され続けている日々です。
忙しい忙しい♪