全幕 バレエ撮影

全幕 バレエ撮影

昨年より、コロナの影響で幕ものの演目が少なくなっていました。
舞台セットや男性ゲストさんを入れると、会場に入る人数が多くなってしまうためです。
昨年は背景ドロップを入れて撮影をさせていただいたのは実に12月の末でした。
ホリゾントの明かりのみ、地明かりのみ、マスクを着用して。
それでも、発表会開催をしていただき撮影に伺えることは本当に嬉しいこと。
しみじみ感じた年でした。

今年は幕もの「抜粋」という形での撮影が多くなりました。
もちろん背景もあり、舞台セットも舞台上に見られるようになりました。
背景が入ると写真で切り取った時、絵本の1ページのように現実ではなく
お話の世界の1ページとして見えるようになります。
それが楽しくて、撮影後の後処理では「絵作り」をするように
1枚づつ仕上げていきます。それも写真の楽しみのひとつです。

夏に久しぶりに「白鳥の湖」2幕〜4幕を撮影させていただきました。
ダイジェスト版ながらも、とても素晴らしい舞台で
終わった時には胸いっぱい。腕はパンパンでした。(白鳥は難しいのです)
バレエのお話の世界。とっぷりと味合わせていただきました。
切なさとか、滑稽さとか、華やかさとか。
思い返すと口元が緩んでしまいそうな、幸せな舞台でした。

このシルバーウィークには、「コッペリア全幕」と「くるみ割り人全幕」を撮影させていただきました。
「コッペリア」の2幕は、なかなか発表会で撮影をさせていただく機会が少なく
1幕の最後に、スワニルダ と友人たちが抜き足差し足、コッペリウス博士の家に忍び込むところでは
ドキドキワクワクで、嬉しくなってしまいます。
コッペリアの2幕、本当に面白い。写真で切り取ると絵葉書のようにかわいらしいです。
こちらも思い返しながらデータチェックをしてにやけてしまいます。

「くるみ割り人形」は小さな生徒さんたちが頑張ってました!
2幕の出番まで、おそらく塗り絵をしたり折り紙をしながら楽屋で待っていたのだと思います。
長い時間待って疲れたでしょうに、ニコニコと楽しそうに踊っていました。
それだけで会場の空気が和みます。

このような状況下でも
「今日はバレエを観に行けてよかったな!」と思ってもらえたら。

プログラムの先生のお言葉の一部です。
すごくこの思いが素敵だな、と思い印象に残っています。

バレエを観に行けてよかったな!
バレエの写真が撮れてよかったな!

そうして当たり前のことを「特別なこと」のように感じられる
いつも新鮮な心を持っていたいな、と思います。
全幕バレエ が撮れることも「当たり前」ではないことですから!

写真家紹介
バレエに1つの思いを持って生きていけたら、と思っています
女性バレエカメラマンの日々のお話し
撮影のこと、スタジオハイジのこと、日々の想いを綴っています
バレエ発表会撮影について
踊る相手を想い、寄り添う気持ちを大切に舞台の煌めく一瞬を写真に残します
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