8年

8年

先日は、第1回目から撮影をさせていただいているお教室の発表会でした。
2年に1回のペースで、今年は4回目です。
前任の先生から引き継いでスタートされたお教室、今は息子さんのサポートもあり
ずっと変わらない生徒さんたちで、とても素敵な発表会を毎回見せていただいてます。

1回目はフィナーレに、サプライズで先生が出てこられて少しだけ踊られました。
2回目は、バヤデールを息子さんと。3回目はコロナだったからかな、先生は踊られず。
今年4回目はドンキホーテの中のボレロを踊られました。

世の中から見ると「8年」はさほど長いとか昔とかではないと思うのですが
改めて8年の自分の生活を振り返ると、舞台ひとつひとつの記憶はきちんと残っているのですが
それをどうやって撮ったとかどこで撮ったとか。さっぱり覚えてません。
こうして書きながら気づいたのですが、その時の自分のことは覚えてなくて
目の前にあったことをただ記憶してるだけで、その時の自分には一切興味もなく
存在もしていないくらいに「からっぽ」だということに、今気付きました。
それだけ、舞台が素晴らしくて私の方が夢中になってしまったということ。
舞台の上でのことだけが、世界だったのだなあ、と思います。

逆に冷静でいて、ところどころの自分の感情を思い出せる舞台は
何か気になる部分があったり、気持をコントロールしながらシャッターを切らなくてはいけなかったり。
何かの理由があったことも思い出しました。

話が横道にずれてしまいました。
たった8年ですが私にとっては感謝でいっぱいの長いお付き合い。
生徒さんたちが大人になっていくのも当然。
私が三脚の重みをより感じるようになってしまうのも当然。
先生がご出産されて、お子さんが今年初舞台、という新しい命の誕生もあったり。
私の周りの小さな世界ですが、刻々と回っていっているのを感じます。

2023年のことなんてまだ考えられないな、と昨年思っていた、2023年ももう半分過ぎましたものね。
2024年のスケジュールもきちんと頭に入れておかなくては。

「彼女は不死鳥!」と、終演後に先生が主役の女性のことを話してくれました。
8年前から変わらない、完璧な踊り。むしろどんどんと輝いていくようです。

その彼女に憧れて、小さな生徒さんも楽しそうに踊っていました。
頑張って、大きくなっても続けてほしいな、と思います。

写真家紹介
バレエに1つの思いを持って生きていけたら、と思っています
女性バレエカメラマンの日々のお話し
撮影のこと、スタジオハイジのこと、日々の想いを綴っています
バレエ発表会撮影について
踊る相手を想い、寄り添う気持ちを大切に舞台の煌めく一瞬を写真に残します
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<バレエ発表会写真撮影>
STUDIO HYGGE-スタジオハイジ

〠 226-0006
横浜市緑区白山1丁目8番1-620号
【受付時間:9:00~20:00】

-電話でのお問い合わせ
090-5779-7634
撮影中のため出られないことがあります。こちらより折り返しお電話いたします。

 

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