ラ・シルフィードの「手」

ラ・シルフィードの「手」

舞台上の照明がぐんと落ちて幻想的な青い空間。
とても好きな演目のひとつですが、写真に撮るにはとても難しい「ラ・シルフィード」。
真っ白なロングのチュチュの背中には小さな羽がついて。
ソロもさることながら、やはり妖精たちの大群舞の美しさに圧倒されます。

長いチュチュから出る足は少しだけしか見えない分とても気が使われていて
つま先が綺麗に、甲が綺麗に出ています。
ロングだからこそ、とても気を使う部分なのだと思います。
足音ひとつしなさそうな。まさに妖精のような身軽な動きに合わせてふわりと揺れるスカートがなびいて本当に美しいの一言です。

そんな美しい踊りの中で、私は手の動きがとても気になります。
何か大事なものを両手で持って耳にあてるようなようす。
壊れやすそうな大事なもの?
耳にあてる??

貝とかガラスとかかな、と勝手に思っているのですが。
持ち方を見ると本当に大切そうに持っている手の動きです。
何を持ち、聞いているのでしょうか?

そこはもちろんシャッターチャンスな部分が多く長い首に沿うように置かれる大事なものを持つ手。
バレエでアップはほぼ撮ることはないのですが、
一度その部分だけアップで撮ってみたい!と思うのです。

ibsn049(参考写真)

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