クリスタル・ケイさんの曲で「lost child」という1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=WtG0mzf6myA&list=RDWtG0mzf6myA&start_radio=1
(オリジナルは聞けなくなってしまったよう。残念。)

この1曲で作られた踊りを昨年撮影させていただきました。
大学生の女の子たち6人がとにかく、なんだろうな。
いろんな感情とか表現とか思いとかを、本当にじんわりと魅せてくれる、素晴らしい舞台だったのですが
今年も撮影をご依頼頂き、昨年のデータを振り返っていました。

ここでご紹介させていただけるデータがないのですが
リハーサルでこの踊りを見たときに、とにかく「ぞわっ」と鳥肌が立ち。
「切ない」とか「言葉にならない」とか。
そういう「形」のないものを、本当にちょっと怖いくらいに
じんわりと表現をされるのです。

そして、この「lost child」という曲の歌詞とリズムと
ぴったりとはまるように。
とても完成された、胸に残る踊りでした。

大学生の女の子、ともなると。とにかく「想い」を体で表現することが
直視できないくらいストレートに、本当に直球でこちらに投げかけてくれるような気がします。
帰り道の運転が危うくなってしまうくらいに、こちらの想いもさらっていってしまうような。
本当にドキドキとするのです。

撮影前に昨年の写真を振り返り、昨年はどうやって撮影したか?
今年はどこを改善しなくてはいけないのか?など、考えます。
とても難しい撮影だったことを思い出し、少し不安にかられますが
音が聞こえて舞台に立つ人が見えたときに、どこかのスイッチが入って
体が反応することも、最近はわかってきましたので
「こうだったな」という、やんわりとした感覚だけを思い出して、当日はなにがあっても撮りきるしか答えはありませんから
できることは、体調を整えて感覚を整えておくこと、だけです。

先週、友人がちょっとしたステージで踊る、ということで見に行ってきました。
ゲストにはプロのダンサーさんも踊られて、友人のバレエではない(ジャズかな)踊りで見せるキラキラとした笑顔と
ゲストの方の(オネエの方でした)どうにも素晴らしすぎる踊りに感動してしまい(アンドロイド役のちょっと切ない踊りでした)
これもまた魂が抜かれてしまったかのような足取りで帰りました。

先日、なぜそんなことを言ったのか?(振り返ると情けなくなるのですが。)
「口で言うのは簡単なんです。実行をし続けていくことが大変なんです。」と、えらそうに口にしてしまいました。

「踊り」には「言葉」がないから。
表現がよりじんわりと胸に刺さるのだと思います。(これは私の個人的な考えです)
流れていかないから、胸にそのまま残って1年経ってもおかしな話、自分の撮った写真にすら「じわっ」としてしまうのです。
言葉は「ふんわり」と流れていってしまうような気がします。
毎日たくさんの言葉を耳にしているから、いろいろと混ざって流れていってしまいます。

今年はどうやって撮ろうかな。
もう少し、魅力的に撮りたいな。と、とても楽しみです。