休暇になるとレンズが欲しくなる
1月は舞台撮影と2週間ほど取材の撮影が続いていました。
この時期は舞台はシーズンオフなのですが、
この時期にしかできない撮影を、この1月2月にやらせていただいております。
1月もなかなか忙しい毎日でしたが、今週はオフでした。来週からシーズンも始まりますし、
月末には密かに楽しみにしている新体操の大会の撮影もあります。
春のシーズン、少しづつスタートします。
オフも今日でほぼ終わりですが、オフはオフでやることが山のようにあります。
確定申告が近いですので税理さんとお会いしたり、知人のお見舞いに行ったり
機材のメンテナンスに行ったり、「やっておかなくっちゃ!」という日々。
心配性ですから、先回りをして済ませておかないと気になります。
そしてお休みが続くと、決まって「新しいレンズ」が欲しくなるのです。
見事に毎回毎回、少し時間ができると「レンズ欲しいなあ」と探したくなるのです。
バレエの撮影にはもう決まった、カメラとレンズ。
きちんと揃えてあるのですが、「このレンズがあればあんなこともできるかもしれない!」と
夢を膨らまし、値段を見て「欲しい欲」が上回り「え~安い!」なんておかしな感覚になってしまいます。
「買えばいいじゃない」と、単純に考えるとそうなのですが
今の現状で事足りていて、そのレンズがあるからといって
「劇的に!」何かが変わるというわけではなく、そのことは自分でよくわかっているのです。
しかもそのレンズは、昨年「バレエの撮影では使わないな」と思って手放したもの。。
1本のレンズをめぐり、1週間ほど「どうどうめぐり」をしている、というわけです。
例えばバレエの「トゥシューズ」
いつもいつも履いて馴染んでいるシューズがあるのに、悪い癖。
「あっちのシューズならもう少し軽く踊れるかもしれない」という浮気癖です。
理知的に考えれば「このシューズでできないものは、シューズを変えてもできない!」ということ。
なんども繰り返しわかっているのに、心の隙間に「あのシューズなら。。!」という
ささやきが聞こえてくるのです。
物事は、冷静に理知的に大きく捉えて。
「~かも!」や「もしかしたら~」など、今の現実にないことは何か物質を変えても変わらない、ということ。
答えは「自分を変えるしかない」という一つの結論に落ち着きます。
要は、「自分を変えること」が一番簡単で近道かもしれないですね。
<バレエ発表会写真撮影>
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