なんだか小学生の宿題のようなタイトルになってしまいましたが。
まさに「夏休みの思い出」と書くにふさわしい、
発表会の1日は「夢のような1日」でした。

繁忙期の中の発表会参加は、正直気持ちの部分でも体力的にもかなり厳しいものがありました。7月から続く発表会の撮影と、あわせて発表会に向けた日々のレッスンと。
ちょっと気をぬくと「筋力が落ちるんじゃないか、立てなくなるんじゃないか」と。
不安で落ち着かない毎日でした。
それでも自分で「両方楽しくやる!」と決めて向かったので、
とにかく笑って「楽しむ努力」をしながら本番を迎えました。

1週間前の全体練習では、大遅刻をしてしまうという失態。
床が滑る上アップも全くできず、大変あわせなきゃ!と急いで踊った2曲。
「本番は一体どうなるのか?」と心配だけが残り、
でももう大きなことはできない、とただただ気持ちだけが落ちないように気をつけて。

あっという間に迎えた前日の舞台リハーサルでは。
舞台のリノリウムが固めでとても立ちやすく、とてもいいイメージで終われてホッと。
しかし、この日も仕事があったので早々に早上がりをさせていただいて。
食事も随分と我慢をしていて、前日は一体どこまで食べたらいいだろう?と思いながら
早くも気が抜けたのか、イメージが良かったから安心したのか?(なんて早い。)
アラビアータを1食ペロリといただきました。

数日前のお打ち合わせで、お知り合いの先生より「大人は緩めて!」と嬉しいアドバイスをいただいて、前夜はゆっくりお風呂に入ってストレッチをして関節をほぐして。
なんとなく「能天気に安心」してしまい、随分と早く寝てしまいました。

翌日は、また随分と早起き。
雨が降りそうな、まだ降らないかな、なんて思いながら随分と早く自宅を出発。
この日は、(翌日が撮影にもかかわらず)
「打ち上げ」の約束があったので電車でのんびりと会場へ向かいました。
駅を降りて、会場はどのみちだ?なんて調べたら「徒歩30分!」?!
「え!??」とびっくり! 一駅早く降りちゃいました。
「あーびっくりした」なんて思って、最寄駅のコンビニで「レッドブル」を飲んで
ぼやっとしていたらお友達が声をかけてくれて。あーよかった ❤︎
ひょいひょいと後ろをくっついて、人任せで無事に会場到着。
考えることは同じ。みんな入りが早いです!

気が重い「メイク」はなるだけ後回し。(メイクは苦手)
じっくりとアップをやって、メイクはウンウン言いながら、サーと済ませました。

3日前に悩んで変えたポワントとか。(これもいつも通り「勘だより」)
イメージ良く残った床の感じとか、何ヶ月も聴き続けた曲とか。
じんわりじんわり改めてしみてきて、早くも寂しい感が30%くらいに。
ただただもう「ただ楽しもう」と。

小品集では、「ライモンダ」の「グランパクラシック」を踊りました。
先生が振り付けてくださり、大人ライモンダチームで。
これが本当に難しかった!「先生なぜ?!」と聞きたくなるくらいに難しかったのですが
これが本当に面白かった!(できないから面白いのか、面白いからできないのか)
板付で始まるので、緊張MAXでのスタートなのですが、1個目のフェッテが思いがけず
「ふわり」と軽くて。あとは、よく覚えてない。
ただ、途中のソッテ〜で移動するときに、気分よくなっちゃって
一人だけ満面の笑みで客席を見てしまう恥ずかしい一瞬はよく覚えてます。
すぐに「しまった!」と気づきました。恥ずかしい〜〜。
(リハ室で、大きく綺麗にソッテをしたくてやたら鏡を見て練習してたから。。)
この1曲が本当に何ヶ月もの間抱えていた「悩み」だったので
寂しさよりも「やっと解放された〜」の安堵の気持ちでいっぱいでした。
袖に入って「終わった、もういいんだ」と、こっそりつぶやきました^^

さあ!着替えよう着替えよう!
写真もまあいいか、いいやいいやなしでも。(ナンテ!カメラマンシッカクです!)
で、あっさり着替えてサンドイッチ食べちゃう❤︎

今年の幕物は「ドンキホーテ全幕」でした。
私は、1幕で「セギディリア」を踊り、あとは周りで手拍子したりお囃子したり♪
うふふ。これは楽しくって楽しくって、なんといってももう気もちがかなり楽に。

主役のキトリさんが、「おいでおいで!」と誘います。
「なになに??」と言ってお囃子します。
バジルさんも来て「おいでおいで!」と呼んでくれます。
「なになに???」とお囃子します。
間近で見るキトリとバジルの踊りは大迫力!鳥肌が立ちます。

5曲目が「セギディリア」。聴き馴染んだ曲の始まりにワクワクします。
みんなで踊るものこれが最後。あ〜終わっちゃう〜。と思いながら最後は回りすぎ。
こちらも随分と「ごキゲン★」で踊りました。

友人が踊って、チビちゃんが踊って走って、周りで手拍子して。
キトリとバジルにうっとりして、周りでウットリ見守って(本当はマイムしなきゃだめ)
1幕の最後は、みんなでところ狭しと踊り、キトリとバジルは駆け落ち。
友人はそれを追いかけ、セギディリアチームが踊り続けて緞帳ダウン。
終わっちゃった〜。

こうして、2週間前のことを書いているだけでまだ涙が出てくるのです。
感動とか達成感とかとはちょっと違う「夢のような出来事」から
まだいま少し抜けきれず、でもまだ少しだけ浸っていたいような大切な出来事でした。

大人になると、お金が自由だったり時間も比較的自分で作れたり。
それこそ「自分で選択」できる中で「バレエを撮ること」と「バレエを踊ること」を
それほど大きな決意なく、ある意味流れに任せて選択をしたつもりなのに。
お金では買えない、一人では到底できない、何ものにも変えられない、
こんな素晴らしい時間を過ごせることがこの年になってもあるんだ!と。
今回強く感じました。こんなに楽しい時間てあるんだ、と。
でもじゃあもう1回、何て気楽には決められないし買うことはもちろんできないし。
「プライスレス」なんて簡単な単語では締めくくれない。
やはり「夢のような1日」を作ってくださった先生や周りの皆さんに大感謝なのです。
個人では成り立たない、大きな素晴らしい「出来事」でした。

夏は(正確には8月ね)あと10日ほどで終わります。
あとはひたすら、皆さんの喜んでくれる顔を思い浮かべながら
丁寧にお写真を仕上げたいと思います。
もうしばらくお待ち下さい。

小学生の男の子の夏休みのような。
『あ〜もう終わっちゃうよ〜』って感じの今年の涼しい夏。
あと一息!

あや先生と1枚撮っておいてよかった!二の腕の筋肉がひどいですがいい思い出❤︎

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