「正しい体の向き」
7月ももうすぐ終わりですので、早めにカレンダーを破り
7月のカレンダーを8つに折ります。
以前、スタジオの先生に「体の正しい向きを覚えるために折り紙でもなんでもいいから、8つに折って8つの方向を体に覚えさせるように」と教わりました。
小さな折り紙をチクチクと折って、8つの方向を一応目で確認。
頭では「8つの方向」は理解していますが、
さあ踊りましょう!となったときには8つの方向は頭から消えています。
まだ体に沁みていないのだと思います。
方向が癖で少しキツくなりすぎてしまうこと。
昨日、もう一度「8つの方向」を確認するよう教わりました。
その体の方向になったお話の流れはこうです。
練習中のバリエーション「人形の精」のパで。
「先生、最初のアラベスクの後の、パッセパッセの後の足の入れ替えのところ。シャンジュマンではなくて、ロワイヤルでした。間違えて覚えてしまった。」と先生に伝えたところ、「じゃあ、体の向きは反対になるんだね?」と言われ「??」 数秒頭がハテナ?でした。
「体の向き」の意識が本当に薄いから、パッと出てこないのですね。。
そんなやりとりから始まった、「8つの方向」を体に染み込ませること。
「目ではなく体の感覚で覚えるように」
今年後半の課題です。
体の方向とはちょっと別の話になりますが、とても面白いことを教わりましたのでこちらに書かせていただきたいと思います。
先週、眠り1幕のローズアダジオの冒頭の部分をセンターレッスンで練習していました。アラベスクから、4番に抜いて背中を見せ第4、そこからアチチュードからプリエへ。
その流れの中で、アチチュードへ行くところの「足の通り道」は
「1番を通ってからアチチュードにあげる。」と。
「すごくやりづらいかもしれないけれど、正しい通り道を通ってね」と教わりながら幾度も挑戦。
アチチュードにあげる足をロンデしながらあげるよりも、1番を通ったほうが
長くアチチュードを見せられる(ような気がします、私はちょっとギリギリです)
1番からあげるのは確かに難しい。。と思いながら、上手な女の子たちのその部分を凝視していました。
「!!」
そこで気づいたのです。
コンクールでこの踊りを撮る時は、
必ずこの1番を通ってアチチュードにあげる子ががほとんどだわ、
いうことに気づきました。
その動き方を目が覚えていました。
足の通り道は写真では撮りませんから気づきませんでしたが
「えい!」とロンデしてあげる形はほとんど見ない、ことに気づき
「へえ~~~!!!」と、ちょっと感激。
来週のコンクール。
見学の時間は目を見開いて「足の通り道」をみていようと思います。
正しい通り道を通って、正しいところに足を上げて正しい体の向きで見せて。
何百年も守り続けられてる「正しいポジション」に沿って
踊りは流れていくから、何百年と変わることなく、バレエは美しさを保ち続けられるのですね。きっと。
<バレエ発表会写真撮影>
STUDIO HYGGE-スタジオハイジ
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撮影中のため出られないことがあります。こちらより折り返しお電話いたします。
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