バリエーション選びのお話し

お世話になっているスタジオの発表会が秋に決まりました。
5月頃に「発表会があります！」と先生よりお話があり、
いろいろな事情を考え参加を迷っていましたが
「11月○日に決定しました！頑張りましょう！」と、お伝えがあったその日は。
1年前より撮影のご依頼をいただいていて、迷う間もなく不参加となりました。
残念な気持ちはあるのですが、お仕事も身辺も忙しい日々が続いているので
「神様がストップしなさい、と言っているのだろうな」と、そんな気がして納得。
それからは基礎のレッスン、友人たちの応援に徹しています。

大人の方達全員で踊る1曲は、なかなか皆さんに合わせることができないので
「ちょっと難しいかな」と思い。
先生から「バリエーションだけでも良いのよ」と言っていただき、
不参加が決まる前に少しバリエーションを探していました。
（自分の中で）候補に挙げたのは「タリスマン ニリチのバリエーション」と
「海賊 ギュリナーラ」の2曲でした。
振りは（当然☆）頭に入っているので、皆さんが発表会の練習をしている間に自習をしようと思い最近になってコツコツとスタジオの隅っこで練習を始めました。

タリスマンは数年前から「踊ってみたいな」と密かに思っていた1曲です。
どことなく品が良く落ち着いた雰囲気で、写真に撮るのも好きな1曲。
前回が白鳥のパドドロワ第1で、ニコニコと楽しく踊ったので、
少し落ち着いた雰囲気で、照明も少し落とした感じで控えめに踊ってみたいな、
なんて思ってました。
衣装も。ジョーゼットの衣装はチュチュよりも好きで。（持ち運びも楽ちんで♪）
これはまた次回まで温めておこうかな。

ギュリナーラは突然思いついた1曲。これは写真に撮るのが本当に楽しいバリエーションです。
一瞬でもリズムを外すと「全然撮れてない！」となってしまいそうな、結構シビアなバリエーションです。
ただ、リズムが良くて撮っていても楽しいので。テンポ良く踊れたら楽しいな、とすごく短絡的な考えで思いついてしまいました。
もっとレベルアップできたら、いつか挑戦してみたいな、なんて思います。

「踊ってみたいな！」と頭の中で考えるのは本当に気楽な立場の人間が言えることで。
実際に踊る友人たちは「できるのかしら。。。」と日々大変そうです。
怪我なく、楽しく舞台で踊ってほしいなと思います。

全く雰囲気が変わって。これは「ヴェスタールカ」なのですが。
音楽がひたすらに美しいな、と思います。
冒頭の空間的な部分の表現が難しそうで、どうやって時間を持たせたら、と悩んでしまいそう。
最近、発表会やコンクールでも踊られる方が多く。大人の方も挑戦されているのを見ます。
この動画は私の頭にある「ヴェスタールカ」と少し雰囲気が違うのですが
この曲を踊られる方がいたら、いろいろ教えていただきたいな、と思います。

仲の良いお友達が「キトリ3幕のバリエーション」を踊ります。
早速、扇子を壊してしまったようで笑。スペアを購入してました。
「ぎゅ！」ってなっちゃうそうです＾＾ がんばれ！

「3人の黒鳥さんたち」
なんて贅沢な舞台袖！