冬の景色
私がリハーサルの舞台を撮影している時に、同行してくれた女性カメラマンが撮ってくれた1枚。
くるみ割り人形の雪のシーンです。
最近の冷たい空気、冬らしい空気にぴったりの1枚だな、と思って選ばせてもらいました。
「手がかかるもの、手間をかけたもの」
面倒だな、と思う作業こそ大事だな、と思うこの頃です。
お料理もちょっと手間をかけるといつもと違う美味しさになったり、お掃除もちょっとゆっくり丁寧にやると
気持ちが落ち着きます。仕上がりは気持ちが良いですし^^
友人と「AIが私のこれまでの補正作業の癖を記憶してくれたら、私は他のことができるんじゃないかしらね?」なんて話をしていました。それはいい!と思って「そんな日が来ないかしらん?」と思っていたのですが
そうではなくて、やはり自分の感覚で1枚1枚を仕上げることに意味があるんだろうな、と気づいたりしました。
これまでも当たり前のようにそうやってきたのだから
これからも同じように、そうやって手作業で仕上げたものをお渡ししていくことが正解なんだろうな。
「時代は変わる」と必死にメディアは言っていて、それはとても大事な進化なのだけど
何もないところからコツコツと何かを手で築いていく「手間のかかること」ってすごく愛おしくて大切。
<バレエ発表会写真撮影>
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