2年に1度だけど

先日、久しぶりに地方のお教室様の発表会へお伺いさせていただきました。
今年は遠方のお教室様の撮影はお断りをさせていただいていたのですが、「なんとか行ける限りは!」と思い
数は限られてしまいますが、これまでお世話になったお教室様のところへは
続けて撮影にお伺いさせていただいてます。

2年前にお伺いした時には、小さな男の子が丸椅子に乗っかってぐるぐる回って
メイクの順番を少々イヤイヤな感じで待っていました。
小さな細い声の女の子は先生がメイクを始められると「つ〜」っと涙を流してて。
「なんで泣いてんの?」なんて言われていて笑。
今年お伺いした時には、小さな男の子は少し大きくなっていて。
私が楽屋口の外にいたら、中から窓を「コンコン!」と叩いて中に招いてくれました。
メイクで涙を流していた小さな女の子は、今年も涙を流していて。先生が2年前と同じように
「なんで泣いてんの?」とおっしゃっていて笑。
しかし今年は「メイクが苦手なんです!」とちゃんと答えてました。
(この写真はその子の足です。緊張してる様子が伝わり、思わず撮りました)
2年に1度だけのお伺いなのですが、こうして変化を感じられるのは嬉しいな、と思います。

就職などでお教室を卒業されるお姉さんもいました。
寒さ厳しい土地で、コツコツをバレエを続けてきて、とても美しく堂々と踊れられて。
そんな姿を見ると本当に「立派だな」と、本当に輝いてこちらの目に映ります。

今回お伺いした時、帰り際に先生が「手作りのティアラ」とお手紙をくださいました。
2年前に伺った後に書いたブログを見て、私にまでティアラを作ってくださって。
コロナ渦でも頑張ってレッスンに通った生徒さん達に、ティアラ、チョーカー、リボンを
手作りしてプレゼントされたそうです。本当にいつも暖かいなあ、とじんわりしてしまいます。
「また2年後に」とお約束をさせていただいて、楽しかった1日を思い返しながら横浜へ戻ってきました。

先日「何事もなく5年10年たっているはずだよ」と、ちょっと、ある嬉しいお話をいただき。
約束が堂々とできるようになりました。あとは自分の努力次第。
小さな男の子や女の子がまだまだこの先楽しそうに踊る姿を、写真に撮っていきたいな!

*お写真のお届けは、現在9月中旬までの発表会の方へお届けができております。以降のお教室様、もう少しお時間ください。

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hygge9246