トウ・シューズ

トウ・シューズ

「ダンスマガジン8月号」に「愛しのトウ・シューズ」という特集記事がありました。

「トウ・シューズ」は本当に嬉しくて愛おしい存在だと思います。私ですらそう思うのですから
子供の頃からバレエを続けてきているダンサーさんにはなくてはならないものだと思います。
つま先だけで、空気のように軽く踊る姿の足元には「トウ・シューズ」がやはり美しいと思うのです。
私は身長が低い方ですので、23センチほど視界が高くなること。
鏡に映った姿も、23センチほど足が長くなった姿に映してくれること。
そして、つま先で立って踊ることの難しさも、「楽しい!」と思うのです。

Kバレエカンパニーの中村祥子さんは、バーレッスンから「トウ・シューズ」を履いてレッスンをされるそうです。
新品のトウシューズをバーから履いて1レッスンすると、最後にはちょうどシューズが一番いい状態になっているとか。
その「一番のピーク」のトウシューズを何足も本番用に置いておくそうです。
(本番でのシューズの履き替えの内容が記事になっていました)

〜「白鳥の湖」では、30足くらいのトウシューズを持って行きます。楽屋に並べて、その日のコンディション次第で履くものを決めます。
実際に履くのは4~5足くらい。第2幕でアダージオを踊ったあと、ヴァリエーションの前に一度履き替えて、第3幕ではアダージオ、ヴァリーエーション踊り、
コーダのフェッテの前に軸足の左だけ履き替えます〜〜〜(ダンスマガジン8月号より)

海外のバレエ団では(日本はどうなのでしょう)、ソリスト以上のダンサーさんには1日に10足までトウシューズが支給されるところもあるそうです。
安いものではないですし、かなり早くだめになってしまう消耗品です。
ただ、それだけ早くだめになってしまうというトウシューズは、やはりとてもデリケートな作りですしだからこそ「美しい」のだと思います。
立つことだけでも大変ですから、余計にそこに憧れて、また頑張ってレッスンをしてしまうのです。
新しいトウシューズを買って、リボンとゴムをつける作業には毎回ワクワクとしますもの。

以前、友人がこんな記事を教えてくれました。

「老舗メーカーが茶色のトウシューズを開発したわけ」
https://www.huffingtonpost.jp/2018/11/06/ballet-pointe-shoe_a_23581919/?ncid=fcbklnkjphpmg00000001&fbclid=IwAR2Eo9rQRTiDeCk5QsCChoJr0b_EUrS8mHlf6GmIom3mrtC3aH_qkbCgenk

肌の色とトウシューズの色が同じであること。
〜バレリーナにとってつま先まで途切れのない線をつくることは不可欠〜
今まで、黒人やアジア人ダンサーはトウシューズにファンデーションを塗る「パンケーキ」という作業をし
自分の肌の色に合わせたトウシューズを自分で加工をして作っていたそうです。(このこと、初めて知りました)
確かにメーカーによって若干の色の違いはあるものの、基本「ピンク」が私の知っているトウシューズの色でした。
普通に考えると「なぜ今までなかったのだろう?」と不思議になることですが
ヨーロッパが始まりの地ですから、茶色のシューズ、はなかったんだと思います。(少し世界が狭いような気がしますがそれがバレエの世界なのかもしれません)
実際に茶色のシューズを履いて踊られているダンサーさんを見たことはないのですが
少し艶っぽい肌の色に、かわいらしさではない「かっこいいトウシューズ」は、きっと素敵だろうな、と想像します。

話がすっとんで。
フィギュアスケートの紀平梨花ちゃん。
GPファイナル優勝おめでとう!
フリーの演技を見た時に「もともとバレエをやっていたのかな?」と思いました。
上半身が伸びやかでしなやかでとても美しかったから。
今日ニュースでやっていました。
バレエはここ3年ほど、レッスンを受けているとのことでした。
以前は、腕や指先の使い方がとても硬かったそうですがバレエを始めて腕の使い方が柔らかく美しくなったのと「表現力」が身についたとのこと。
もともとは体操をやっていたそうで、だから?「自分の筋肉」のこともよくわかっているのでしょうか?
フィギュア。またとっても楽しみです。

春の発表会のプログラム撮影が始まりました。
週末から年末にかけて、また少し撮影が続きます。
急に寒くなりましたので、風邪などひきませんように。

本当にくだらなくて自分で笑ってしまいます。
来年はイノシシ年ですので、「いのししクッキー」に
水引なんかをつけて新年のご挨拶に使おうかと思ったのですが。
じっさいつくってみるとどうにも「モサっ」っとした感じになってしまいます。
「もう少しスタイリッシュにしたいんだよね」と
友人に相談しますと
「スタイリッシュにしたらいのししじゃないんじゃない?」とのこと。
確かに、スタイリッシュな「いのしし」はイノシシではないかもしれません。
ということで、すぐに食べてしまいました。
使えそうな写真がなかったのでこの写真をアイキャッチに。。

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バレエに1つの思いを持って生きていけたら、と思っています
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