私は長年、ご縁があって横浜きぬた歯科の撮影をさせていただいています。
スタッフの皆さんの仕事風景や笑顔を撮りながら、
いつも感じるのは、この医院には人を大切にする空気が流れているということです。
中でも、毎年の入社式で技工士さんがお話しされる言葉が、私はとても好きです。
「人間関係がうまくいくコツは、相手を好きになることです。」
そして続けて、
「僕はきぬた院長のことが大好きなんです。この人のために頑張ろうと思って毎日過ごしています。」
と、新入社員の皆さんへ話されます。
人間関係というと、相手に好かれる方法を考えてしまいがちですが、
「まず自分が相手を好きになる」という考え方は、とてもシンプルで、とても温かいなと思います。
もちろん、誰とでも簡単にできることではありません。
でも、その気持ちを持とうとするだけで、言葉や表情、行動は少しずつ変わっていくのかもしれません。
今回の写真は、その技工士さんが一つひとつの技工物に向き合う姿です。
患者さんのために。そして、信頼する仲間のために。
そんな思いが、この凛とした姿から伝わってくる気がします。
「相手を好きになる。」
もしそんな人が少しずつ増えていったら、職場だけでなく、世の中も今より少し優しく、平和になるのではないか。この写真を見返しながら、私はそんなことを考えました。
今回、初めてこうして横浜きぬた歯科のことを書きました。
長く撮影をさせていただいていますが、私自身、きぬた先生をはじめスタッフの皆さんのことが大好きです。
もちろん、いつも笑顔の日ばかりではないと思います。
それでも、お互いを思いやり、「この人のために頑張ろう」と働く人たちがいる職場だからこそ、
あの温かい空気が生まれているのだと感じています。
私も写真を撮るときは、「この人のために、とにかく喜んでいただける写真を撮りたい」と思っています。
「相手を好きになること。」
その言葉を思い出すたびに、私自身もそんな人でありたいと、背筋が伸びるのです。

