ずっと楽しみにしていたNBAバレエ団の6月公演のお話です。

NBAバレエ団の公演は頻繁に観に行っているので、
過去の作品の中から一部お話を抜粋して再演される、という
今回の公演はよくよく覚えているものばかりでした。

何年も前に見て衝撃を受けたものも、最近見て感激したものも。
キャストの方も少しの入れ替わりはありましたが
プリンシパルの方は何年も中心で踊られていて、全く知り合いではないですがどことなく馴染み深いものがあります。
そのキャスティングもチェックして、初日夜公演へ足を運びました。

たくさん見たい演目はありました。
ロミオとジュリエットは本公演を見逃してしまったので
どうしても見ておきたい!と。
海賊のパドトロワも、2月に見て相当な感激をしたのでもう一度みたい!と。

でも、何ヶ月も前から楽しみにしていたのは「ケルツ」です。
アイルランド民族をアイリッシュダンスも入れて、迫力満点にみせてくれます。初演を見たのは、4~5年前かな?
その時の衝撃は、今でも思い返すと鳥肌がたちますが、
その頃は、今ほど「舞台」をよく理解できていなかったので
単純に「すごい!かっこいい!」という、
本当に簡単な言葉しかでてこなかったような気がします。

今回のケルツはキャストも全く新しく変わって(いたようで)
最近の舞台でよく見られるソリストの方がグリーンを踊られました。
レッドもブラウンも、圧巻のコールドも。
みんな見所なのですが、最後に堂々と胸を張って華麗な足さばきを見せてくれる「グリーン」の踊りには思わず声が出てしまいます。

今回その「グリーン」を踊れらた方。
自信に満ち溢れていて、どうしてそんな華やかな表情が出せるのだろうか?と不思議になるくらいに、力が満ちていたように感じました。

勝手な想像ですが。
プロの方が舞台で踊られるのは、関係者の方にアピールをする場でもあるのだろうかな、とそんなことを初めて感じました。
「グリーン」を踊られた男性の一番前の客席にはもちろん関係者の方がいらっしゃいました。
わかりませんが「俺の踊りを見てくれ!」と言わんばかりに。
本当に大胆に踊られるのです。
お客さんはもちろんですが、そんな内部のこともちょっとあったりするのかしら、と思いました。もちろんあって当然!
またその方のパワー溢れる踊りが見たい、と思いました。

いただいたカタログのポワントのチョイスが素敵。
リボンを結んでもらっているポワントは、甲の部分を繕っています。
履きやすいようにご自身で作られたものでしょうか?

ここを一番にみせたくなるのは「やっぱり?♡」と納得してしまいます。

完璧に仕上がった美しい、ものではなく
ちょっとだけ人が関わった温かみのあるものに惹かれます。
(先日見に行った東京バレエ団の「ポワント基金」の展示に使用されていた履き古したポワントも
最高でした!)

6月の最後に、モダンバレエのお教室の発表会の撮影に伺ってきました。
クラシックとは違う、胸にストレートに突き刺さるその踊りの思い。
7段脚立に踏ん張りながら、耳にしたことのある曲で全身で思いを表現する女の子たちに
数時間夢中になっていました。
暑い暑い1日でしたが、清々しく(きよきよしく!)帰りました。