お師匠さんとの撮影
先日、久しぶりに「お師匠さん」と隣り合わせ
(シャッター音が気になるのでちょっとづつ離れた。)で撮影をする機会がありました。
撮影場所としては、人数の多い発表会で上下にカメラマン、
さあ。私はどうしようかしら、と思って。
お師匠さんの横で大きなレンズをどんどん降って一人づつのいいシーンをたくさん撮ろう!と決め、いそいそと準備をしました。
ちょっと離れたところでお昼ご飯も食べずに準備をしているお師匠さんを横目に私も淡々と準備を始め、撮影に入りました。
お師匠さんもちょっとした年齢なので、体は大丈夫なのか、とか疲れは大丈夫なのか?と最近は気になることが多かったのですが。
久しぶりそのシャッター音を聞いて、やはり「う〜〜ん。正確だなあ。外さないなあ。」と改めて感じた数時間でした。
そのシャッター音のタイミングで私もバレエの撮影を覚えたのでお互いシャッターを切るところは「コンマ何秒??」とかの本当に微妙なずれはあってもほぼ同じところできっています。
(私は一人を、お師匠さんは全体を、とかの違いはあります。あとは美しいと感じる個々の感覚の小さな違いくらい?)
私も、シャッター音が重なることが「正確な答え」と思って、音が横と重なっていることで安心して撮影をしていました。
(ちょっとずれると本当に慌てます!)
だんだんその音が気になるようになってきて、ちょっと2~3席かな、離れたんです。
(重なりすぎて大きいかな、と思って。)
その後の撮影も同じように見えで確かめて、耳で音を確認して。
私、ちょっと気が抜けた一瞬がありました。
ダイアナとアクティオンのパドドゥでした。
冒頭に男性が上手から入ってくるシーン。一つのジャンプです。
私は女性の方に気を取られていて、その瞬間フレームを引くのを忘れていたんです!
(気づいた時にはすでに遅し!)
「きゃ〜〜!」と思ったその時に、ちょっと離れた横で「カシャ!!」と。
(男性の姿は私には見えてはいないけど、多分ほぼ確実なタイミング!)
その瞬間は、(よかった。。撮ってくれてた。。)と、安堵安堵と感謝感謝です。
さすがだな、横にいてくれるのはありがたいな、と久しぶりに、お師匠さんと一緒の安心感を感じました。
(こんなこと書いたらお客さんびっくりしちゃうな。)
同時に「悔しいな」とか「悔しいな」とか本当にくだらない思いが湧いてきて。
どうするかというと、やっぱりそこは自分でまだまだ勉強をしなくてはいけない部分。
「悔しいけど、まだかなわない」と感じた撮影でした。
追い越そう、とは思わないし、褒めてもらおう、とかも思わないけれどお師匠さんがお客さんを大事にしているように、私もお客さんに喜んでもらえる写真を撮りたい、と思うのです。
先にも書きましたが、ちょっとした年齢なので、そろそろゆっくりさせてあげたい、とも思いますしでも、あの方はカメラを離さないな、と。帰り道道考えました。
「横浜の撮影に呼んでくれ!いつでも手伝いに行くから!」と言います。
親が子供にちょっとしつこくするような感じ、だから「え〜いいよ〜〜。。」なんて。
ちょっと思っちゃうけど。
「手伝ってください」と、お願いすることが「親孝行」かもしれない。なんておもって。
いつまでも元気でいてくださいね、と小さく声をかけたくなるような苦くも涙の出るような1日でした。
会場の入り口には満開の桜。それもちょっと涙が出ますね。
<バレエ発表会写真撮影>
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撮影中のため出られないことがあります。こちらより折り返しお電話いたします。
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