舞台鑑賞とリハーサル撮影

舞台鑑賞とリハーサル撮影

先日、バレエ協会主催「ラ・バヤデール」を観てきました。
バレエ教室の発表会ではなかなかバヤデール全幕を見る機会が少なく
私の知識が浅かったので開演1時間前から必死でプログラムを読み込みました。

以前撮影でお世話になった男性の先生が「ソロル」を踊られる時間帯をセレクトして
手が痺れるほどに拍手を送りながら、オペラグラスを片手にドキドキしながら。
本当にどこを切っても素晴らしい演出照明と品の良い凛とした素晴らしい踊りに
心底から感動をしてきました。
客席からも「ブラボー!」が飛び交っていて、誰もが舞台に釘付けの2時間半。
こうして感動した心が写真に反映されるだろう、と思います。感覚を磨いていかないと。

余韻に浸りながら舞台のリハーサル撮影へ。
スタジオのドアを開けた途端に
「必死にやって!リハーサル時間もったいないよ!」と先生の声がスタジオ中に響いていました。
その声の先は「大人バレエ」の皆さんです。昨年オーディションがあり
年明けからリハーサルが始まっているそうで、私もプログラムの撮影で1月に伺わせていただきました。(こんなに厳しいとはその時は思いもよらなかった)

リハーサル撮影は、狭いスタジオ内で広い絵を撮るのが難しいため表情を撮ることが多いです。
先生の話を聞いている、鏡を横目で見て確認をしている、他の方の踊りを研究している。
そんな「気持ち」とか「思い」とか「感情」とか、心の部分が写真で伝わるように
心がけて撮っています。

そうして表情に気をつけてファンダーを覗いていると、プロの先生方との違いを圧倒的に感じます。
もちろん踊りは当たり前に素晴らしいのですが、「王子が黒鳥に騙された!」というシーンの
一瞬の王子の表情で涙が流れます。
髪が乱れていてもマスクが少し落ちていても、内から出てくる感情が溢れていて
本当に見入ってしまうのです。

ちょうど「ラ・バヤデール」の中の「ニキヤ〜花籠の踊り」を見ているソロルの表情を
オペラグラス越しに見た後だったので、余計にそう感じたのだと思います。
撮影したデータを見ると、やはりその部分がプロの方とは大きく違うな、と思いました。
あと1ヶ月、皆さん怪我をせずに笑顔で舞台を迎えてほしいなと思います。

<バレエ発表会写真撮影>
STUDIO HYGGE-スタジオハイジ

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横浜市緑区白山1丁目8番1-620号
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