4月半ば過ぎ、引き続き自宅で春の発表会の後処理をしています。
3月に撮影させていただいた、モダンバレエの演目処理中、ビバルディの「四季」が流れてきて
ちょっと涙がでたりしました。思い出し感動泣き。
どんなステージも、処理をしながら思い出し感動泣き、笑い。(早くすすめなきゃ!)

3月ちょうど中旬に、バレエ友達の大学卒業記念の撮影をさせていただきました。(大学生の友達!)
スタジオでいつも軽々と踊っている女の子も、もう春から社会人です。おめでとう!
お母さまより「せめて袴の写真が欲しい!」と声をかけていただき
ポーズ写真の撮影の時に組むセットを、お世話になっていますスタジオさんのフロアに組み
袴の彼女と、ご家族をお迎えしました。

「ポーズ写真のセット組むからメイクして衣装をかりたら?」と提案をするのですが「いいです」とのこと。
私も若干意地になって「なんでよ、借りなよ!キトリやったらいいじゃない!」なんて、自分が見たいものを押し付けようとしてみるものの。
「いや、いいです」と。。

とね。
「袴」に「トゥーシューズ」を合わせて撮りたい、とのこと。
もちろん、そんな組み合わせではいままで撮ったことがないので当日まで想像がつかなかったのですが。
お母さまは「この子らしくていいです」と。(なんて理解があるんでしょう☆)
とりあえずは、卒業らしくきれいに袴が見えるように、外でも少し撮れるように。
お父さんもお姉さんも来てくれるのでいい記念を残せるように。と。

袴姿で髪の毛をふわふわっとさせてスタジオにきてくれました。
1人できちんと記念撮影、お姉さんと仲良くピースで1枚、嬉しそうにお父さんとも1枚、お母さんおつかれさま!と1枚。
みんなで笑って1枚。家族っていいなあ、と感じながら幸せを分けてもらいながらシャッターをきりました。

「さあ!どうしようか^^」と、一通り撮り終えて、(新品のトゥーシューズを買ってきたはずなのに?)
いつも履いてるシューズを袋からだして、手慣れた手つきでリボンを結んで。
セットの前に立ってもらうと、「あ!結構いいな!」なんてイメージがムクムクと湧いてきました。(こういう見え方するんだ!と)
紺の袴だったので、トゥーシューズのサテン地のピンクがとてもきれいでした。

あれこれポーズを変えてみながら落ち着いたのは
思い切って袴を手で持ち上げてシューズ形をしっかりと見せる姿、が一番かっこいい、ような気がしました。
袴の存在感が大きいので、肌とシューズを見せないと、なんのためのトゥーシューズかわからない感じ。
シューズも、いつもより大げさに甲をだしたりかかとを前に出したり。
シューズの存在感が袴に負けてしまわないように!(見て撮っているのは簡単。袴を着てポーズを取るのは難しそう。。)

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きっと、シューズの色を変えたりイスか何かを置いてバー代わりに使ってももっと面白かったかも!

「彼女らしい」記念に残る写真が残せたかしら。。

着物の袖がまっすぐ下に落ちる具合とか、肌が少し見える感じとか。
ちょっとコンテンポラリーにでもありそうな、「前衛的?」は大げさでも。
なかなかない面白い記念写真に仕上がりました。
(衣装を借りなくてよかった、とこの時にふんわりと気づきました^^)

バレエを長く続けてきた彼女だから、衣装ではなく「袴」に「トゥシューズ」とイメージがあったのでしょうか?
毎日を当たり前のように「バレエの写真を撮る」という仕事をしている私には全く考えのない組み合わせでした。
いつまでも、新しいものを受け入れる、やわらかな頭とこころを持っていたいなあと思いました。

なにはともあれ。
「卒業おめでとう!」

この思いが一番なのかな。